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【J1名古屋】痛恨逆転負けにフィッカデンティ監督「相手GKを個人的に褒めなければいけない」

2021年7月17日 22時53分

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前半、試合を見守る名古屋・フィッカデンティ監督

前半、試合を見守る名古屋・フィッカデンティ監督

◇17日 J1第20節 鳥栖3-1名古屋(駅スタ)
 グランパスのDF中谷進之介(25)がその場に崩れ、両の拳で芝をたたいた。後半35分、右サイドを破られて奪われたのは、川崎以外には許していなかった3失点目。堅守に裏打ちされた「先制必勝」の神話が崩れた。
 中谷は試合を「後半に相手のプレッシャーをそのまま受けて、押し込まれていた」と、相手の勢いを制しきれなかった悔しさを口にした。
 隔離と連戦の疲労の中でも、勝機は見いだしていた。劣勢の中、「相手のウイングバックが足元にかなり食いついてくる」と感じたのは、FW前田直輝(26)。DF木本恭生(27)へ裏を狙うよう耳打ちすると、FW柿谷曜一朗(31)とのワンツーパスを経た、鮮やかな速攻で前半39分に相手のオウンゴールを誘発して先制。「ウノ・ゼロ(1―0)」勝利への布石は、打てていた。
 悲劇の始まりは、不運だった。1―0の後半3分、右サイドから切り込んだ相手のシュートに、DF木本が触れた。しかし、コースが変わったシュートは、GKランゲラック(32)の手がちょうど届かないゴールの隅へと入り込んだ。その3分後には、オフサイドぎりぎりでDFラインを破られて逆転被弾。「ついてなかった」という中谷の口調には、相手の勢いに運までも押し切られた悔しさがにじむ。
 逆転された後の後半30分には途中出場の森下龍矢(24)が右サイドをえぐって自らシュートするなど、反撃のチャンスはつくったが届かず、逆に後半35分に3失点目を喫して万事休した。フィッカデンティ監督(53)は「相手のGKを個人的に褒めなければいけない」と、素直に相手GK・朴一圭の好守をたたえた。
 帰国後の隔離環境下での試合は、この日で最後。逆境にも奮闘したチームは、リーグ中断による約3週間の休息で、牙を研ぐ。

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