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白鵬は立ち合いで「?」取り組み中に動きが止まり「?」勝ちにこだわる貪欲さ見せ14連勝【大相撲】

2021年7月17日 20時52分

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正代(右)から離れて構える白鵬

正代(右)から離れて構える白鵬

◇17日 大相撲名古屋場所14日目(ドルフィンズアリーナ)
 客席からざわめきが起き、いくつもの「?」が浮かぶ。行司から「待ったなし!」の声が上がると、スッと立ち上がった横綱白鵬(36)=宮城野=はおもむろに1歩、2歩…。俵ギリギリまで下がって手をついた。
 ざわめきが収まらない中で警戒しながら出てきた正代を左から張り、さらに右から張って動きを止める。俵に詰まった正代を右四つに組み止めると寄り倒し。照ノ富士に一歩も譲らず14連勝を決めた。
 7日目の翔猿戦で白鵬は同じような立ち合いをされているが、翔猿は平幕。八角理事長(元横綱北勝海)は「普通、奇襲っていうのは弱い方がやるもんだけどね。まあ勝ちたかったんでしょうけどね。何ていうかな、これだけ優勝している横綱が、ああいうことしちゃいけないと思うね。堂々と来い、と。いろいろ感覚的に嫌なものがあったんでしょうけど」と苦言を呈した。
 藤島審判長(元大関武双山)も「賛否はあると思いますが、なりふり構わず勝ちにこだわる貪欲さはある。どう言われても」と勝負に徹する姿勢は理解しつつも、「まともに当たられたくないということでしょう。ここ数場所、1年、2年は圧力をいかに受けないようにするかが鍵。バチッと当たられて、もろ差しになられるのが嫌だったのでは」と横綱の相撲としては疑問を投じざるをえなかった。
 白鵬は無言で引き揚げたためその真意は分からない。連勝しているとはいえ、右膝をかばうように今場所は初日からずっと、本来とは逆の右足からしか踏み込んでいなかった。終盤の勝負どころで究極の選択をしたと思われるが、残るは2017年夏場所以来、4年ぶりの照ノ富士戦。藤島審判長は「力比べが見たいですよ」とファンの心を代弁していた。

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