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東海大菅生は磐石発進 エース温存でも5回コールド

2019年7月16日 02時00分

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先発として4イニング1安打無失点と好投した東海大菅生・新倉=八王子市のダイワハウススタジアム八王子で(石井智昭撮影)

先発として4イニング1安打無失点と好投した東海大菅生・新倉=八王子市のダイワハウススタジアム八王子で(石井智昭撮影)

 第101回全国高校野球選手権大会の西東京大会は15日、ダイワハウススタジアム八王子などで3回戦が行われ、2年ぶりの甲子園を狙う東海大菅生は先発の新倉寛之投手(2年)が4イニング無失点と好投。エースの中村晃太朗投手(3年)を温存し、小平南に13-0と大勝発進した。

◇西東京大会 東海大菅生13-0小平南

 春の東京王者が余裕の初戦突破だ。東海大菅生は先発の2年生左腕、新倉が4イニングを1安打無失点の好投。全国各地で強豪校が敗退する中、西東京の優勝候補はエース中村晃を温存しながらも新戦力の台頭で盤石の5回コールドで発進した。
 「インコースを投げきれず、あまりいいところはなかったが、自分のピッチングをしようと心掛けた」。降雨の影響で試合開始が遅れるアクシデント。前日に先発を告げられたという新倉はぬかるんだマウンドにも、最後まで冷静さを忘れることはなかった。直球を中心にカットボール、チェンジアップを織り交ぜ、小平南打線を封じた。
 今春の関東大会では、東海大相模との決勝で先発しながらも初回に3失点。わずか1イニングでマウンドを降りる屈辱を味わった。「決勝で抑えられずに悔しい思いをした。その時の分も、しっかり投げようと思った」。春の悔しさを胸に練習メニューも一新。走り込みやウエートトレーニングで下半身を強化し、瞬発力アップも図った。成長著しい左腕の好投には若林弘泰監督(53)も「四球もなく、ストライク先行できたのが良かった」と目尻を下げた。
 目指すのは2年ぶりの聖地、そして、その2年前の甲子園4強を上回る進撃だ。そのための秘策として若林監督が温めているプランがエースの温存。西東京では準々決勝以降の3試合で、中村晃が投げる投球回数を18イニングに以内に抑え、勝負どころで最大のパフォーマンスを発揮させる考えだ。当然、準々決勝に至る道程でも中村晃の負担は極力減らす。この日は新倉に加え、5回に2番手として登板した広瀬楽人投手(2年)も1イニングを無失点に封じた。
 昨秋は都大会決勝で国士舘に敗れてセンバツ出場を逃した。「打倒」を掲げてきたライバルは、すでに姿を消した。東海大菅生は大本命として甲子園に突き進む。 (石井智昭)

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