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国有形文化財に県内20件、文科相へ答申 国文審

2021年7月17日 05時00分 (7月17日 14時32分更新)
牛伏川第2号堰堤=松本市の牛伏川上流で

牛伏川第2号堰堤=松本市の牛伏川上流で

  • 牛伏川第2号堰堤=松本市の牛伏川上流で
  • 旧小沢家住宅=松本市保福寺町で
  • 久米路橋=長野市信州新町で
 国の文化審議会は十六日、県内の建造物二十件を国の登録有形文化財に指定するよう文部科学相に答申した。対象の建造物は、牛伏川の第二号堰堤(えんてい)など四基(松本市)▽旧小沢家住宅の主屋など四棟(同)▽旧松岡医院(同)▽久米路橋(長野市)▽坪根堰堤(同)▽横湯川の第一号堰堤など八基(山ノ内町)▽行善寺本堂(信濃町)。後日登録される予定で、県内の登録有形文化財の建造物は五百八十七件になる。 (中津芳子、小寺香菜子)

明治期建造、空石積み技法 松本・牛伏川第2〜5号堰堤

 松本市内田の牛伏川上流にある牛伏川第二〜五号堰堤は、流域の土砂災害を防ぐ目的で明治期に設けられた。四基とも緩やかな勾配で、石だけを積み上げる「空石積み」という技法で造られている。
 建設時の事業主体は国(当時の内務省)で、現在は県が所有し、管理する。いずれも幅は十七〜二十五メートル、高さは六〜八メートル。四基のうち、最も下流にある第二号堰堤は半分ほどが草で覆われているが、石積みの上に川の水が流れ落ちている。下流には国の重要文化財・牛伏川階段工がある。
 県松本建設事務所の藤本済所長(59)は「先人の努力の結晶である砂防施設を高く評...

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