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「平成」に続いて「令和」でも 市川越“2時代元年V”へ8強

2019年7月24日 02時00分

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3回1死一塁で右翼に2ランを放って迎えられる市川越の瀬良潤平=大宮公園球場で(小原栄二撮影)

3回1死一塁で右翼に2ランを放って迎えられる市川越の瀬良潤平=大宮公園球場で(小原栄二撮影)

 埼玉大会は5回戦を行い、8強が出そろった。市川越はシード校同士の対戦を競り勝った。春の関東大会4強の山村学園は快勝。5年連続甲子園がかかる花咲徳栄、春の県大会優勝の春日部共栄、今春8強の昌平、ノーシードでは川越工、大宮東、山村国際が準々決勝にコマを進めた。

◇埼玉大会 市川越5-4浦和実

 春の関東大会出場校の激しい追い上げをしのいだ。11安打を浴びながら5安打で勝った市川越は昨年の南埼玉大会に続く8強入り。「平成」に続き、「令和」でも元年夏の甲子園に向けて一歩前進した。3回に主導権を確実にする2ランを右翼席に放った瀬良潤平捕手(3年)は「平成と令和の元年に出場を狙えるのは(埼玉で)ウチだけ。一つずつ勝っていきたい」と力を込めた。
 相手先発の三田の立ち上がりを攻めた。先制して逃げ切るというプランどおりに3回までに3点をリード。浦和学院を完封したプロ注目の2年生右腕の豆田が4回に登板してくる前に主導権を奪い、瀬良が和田、鈴木を好リードして最後まで追いつくことを許さなかった。「自分が弱いところを見せないように強気に攻めようと思った」。9回も、本塁打を打っていた4番竹内を含む中軸を9回も凡退させた。
 ベテランの新井清司監督(63)は「しびれたねえ」を繰り返してベンチ裏に現れ「吉本(興行)は5時間半話したから、6時間ぐらい話そうか」と相好を崩した。7回に豆田に代打が送られた場面を「2点は取られたけど代打を送ってくれて良かった。ほかのピッチャーでも抑えられると思ったんでしょう」と振り返った。“2時代元年V”を狙った帝京(西東京)などが敗れている。1年秋からベンチ入りしている瀬良らが引っ張る市川越は2度とないチャンスを絶対に放さない。 (小原栄二)

◆平成元年の関東勢

 1989(平成元)年夏の甲子園に出場した関東勢は常総学院(茨城)、佐野日大(栃木)、東農大二(群馬)、川越商(現市川越、埼玉)、成東(千葉)、帝京(東東京)、東亜学園(西東京)、横浜(神奈川)、吉田(山梨)の9校で、この夏は6校がすでに敗退。令和元年も甲子園のチャンスを残しているのは、市川越のほか、佐野日大と横浜だけ。

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