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神宮対策万全! 東海大菅生、中村晃の好投で6年連続4強

2019年7月24日 02時00分

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尻上がりに調子を上げ、日大鶴ケ丘打線を8イニング4安打1失点に抑えた東海大菅生・中村晃太朗=神宮球場で(石井智昭撮影)

尻上がりに調子を上げ、日大鶴ケ丘打線を8イニング4安打1失点に抑えた東海大菅生・中村晃太朗=神宮球場で(石井智昭撮影)

 第101回全国高校野球選手権の西東京大会は23日、準々決勝2試合が神宮で行われ、2年ぶりの甲子園を狙う東海大菅生は10-1の8回コールドで日大鶴ケ丘を破り、準決勝に進出した。今大会初先発の侍ジャパンU-18代表候補、中村晃太朗投手(3年)が8イニング1失点と好投。攻撃陣も13安打で2桁得点とかみ合った。創価と対戦した豊多摩は敗れ、都立勢は姿を消した。

◇西東京大会 東海大菅生10-1日大鶴ケ丘

 2年ぶりの聖地へ、今大会初先発のエースが輝きを放った。東海大菅生の中村晃が尻上がりの好投で8イニングを4安打1失点。「初回の入りに課題があったが、打たせて取るピッチングができてよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 20日の明星戦での2イニングの救援登板があったとはいえ、先発のマウンドを任されたのはこの日が今大会初。立ち上がりはエースの威厳を見せようと力みが目立ち、日大鶴ケ丘に隙を突かれた。「少し責任を負いすぎてしまったかな」。落ち着きを取り戻した2回以降は、直球とカーブを中心に打たせて取る投球でスコアボードに0を並べた。
 初戦の3回戦で小平南(15日)に勝利すると、翌日に若林弘泰監督(53)から準々決勝以降の先発を告げられた。「早い段階から言われていたので心の準備はできていたし、調整もやりやすかった」。小雨が降り続く序盤は滑りやすいマウンドでバランスを崩したが、軸足に力を入れる事を意識し、ステップ幅を短くして克服。試合中の修正能力も見せた。
 「秋の大会では(神宮の)マウンドの硬さに苦戦した」という中村晃が感謝したのは、ベンチ登録を外れた3年生メンバーの協力だ。昨年の秋季大会、国士舘との決勝で敗れると、同級生らが練習で使用する同校グラウンドのブルペンを神宮と同じ硬さに変えエースを後押しした。
 指揮官から与えられたノルマは、決勝までの3試合27イニング無失点。1点は失ったものの、侍ジャパンU-18代表候補にも名を連ねる左腕は「選ばれている限りは恥はかけない。圧倒的な強さで東京大会を制覇して甲子園に行きたい」とキッパリ。第96回大会から6年連続で4強入りを続ける強豪が2年ぶりの甲子園に突き進む。 (石井智昭)

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