本文へ移動

建造物19件、国有形文化財へ文化審答申

2021年7月17日 05時00分 (7月17日 05時00分更新)
旧北村医院の主屋と増築された診療棟(左)=長浜市鳥羽上町で

旧北村医院の主屋と増築された診療棟(左)=長浜市鳥羽上町で

  • 旧北村医院の主屋と増築された診療棟(左)=長浜市鳥羽上町で
  • 登録有形文化財にするよう答申された書院=近江八幡市安土町石寺の観音正寺で
  • 解体の危機を乗り越え、旧源照殿の保存活用に意欲をみせる岳眞杜宮司(右)ら=近江八幡市安土町常楽寺の沙沙貴神社で
  • 山本家住宅主屋のバルコニー=米原市柏原で(柏原宿歴史館提供)
 国の文化審議会が16日開かれ、県内の19件の建造物を、新たに国の登録有形文化財(建造物)にするよう、文部科学相に答申した。対象は旧北村医院(長浜市)の主屋など10件、観音正寺(近江八幡市)の書院など7件、沙沙貴神社旧源照殿(同市)、山本家住宅主屋(米原市)。官報告示を経て正式に登録されれば、県内の登録件数は計479件となる。

地域医療の変遷たどる 長浜、旧北村医院・主屋や診療棟

 長浜市鳥羽上町の旧北村医院(李軒邸)は、江戸後期から一九六五(昭和四十)年ごろまで使われた住宅兼診療施設。時代に合わせて増改築され、地域医療施設の変遷をたどることができると評価された。
 一八二七(文政十)年に建てられ、明治時代に受付カウンターが追加された主屋、待合所に改造された幕末築造の離れ座敷、大正後期の増築とみられる診療棟など十棟から成る。
 家主だった医師の転出で空き家となった後も、地域の住民有志が窓を開けたり草刈りや雪かきをしたりと、五十年以上にわたって保存に取り組んだ。十年ほど前からは「広くて雰囲気が良い」として、若い親子向けの食育活動の場にも活用されている。
 二〇一六年には地元有志らが保存と活用を図る...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報

滋賀の新着

記事一覧