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サヨナラ満弾! 国学院久我山・宮崎が値千金アーチで早実下す

2019年7月25日 02時00分

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劇的なサヨナラ満塁弾で4強を決めた国学院久我山・宮崎捕手=神宮球場で

劇的なサヨナラ満塁弾で4強を決めた国学院久我山・宮崎捕手=神宮球場で

◇西東京大会<準々決勝> 国学院久我山6-2早実

 右手人さし指を天に突き上げ、歓喜の雄たけびを上げながらダイヤモンドを一周した。国学院久我山の宮崎が同点の9回2死満塁で左翼席へサヨナラ満塁弾。「最高のバッティングができました」と劇的な高校通算15号を自画自賛した。
 早実の伊藤に4球連続の真っすぐで追い込まれ、「来た球を打とう。でも追い込まれたらスライダーが来る確率が高い」。4回に空振り三振を喫した変化球に体が反応した。それまで4打数無安打だった4番の一撃に、尾崎監督も「最後、主砲としての意地を出してくれました」と最敬礼だ。
 小さいころから大の負けず嫌い。母の昌子さんは「幼稚園の時、祖父母とのオセロでも負けたら悔し泣きして『もう1回』。手加減しても怒るので…」と苦笑いする。昨年12月に東京都高野連選抜のキューバ遠征に参加。現地での練習試合で代打と一塁でしか出番がなく、「正直、不本意でした。中学2年から捕手なので」。最後の夏に向けて試合の流れや配球を読む力を磨き、遠征でコーチを務めた早実の和泉監督に“恩返し”した。
 負けず嫌いはそのままに、彼我の実力差を正確に推し量れるまで成長を遂げた。「準決勝も決勝も相手の方が強いと思う。甲子園まで1試合1試合、きょうみたいに粘り強く勝ち切りたい」。主砲兼捕手が最高の勢いをつけ、準決勝で第1シードの東海大菅生に挑む。 (小林孝一郎)

◆早実 攻撃リズム崩す 

 早実は1回2死から主将の生沼、茅野の連続長短打で先制したが、2回以降は打線のつながりを欠き、生沼は「先攻で先に点を取れたことで中だるみが起きて、攻撃でリズムを崩してしまった」と悔やんだ。
 日本ハムの清宮幸太郎が1年生だった2015年以来4年ぶりの夏出場はならず、指揮官は「この大会を通じて得点力不足だった。もっと強くなる予感があったので、ここで終わっちゃったのは非常に残念」と総括。清宮の弟、福太郎は大会4試合目で初めて先発を外れ、出番がなかった。

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