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佐々木、甲子園王手! 15K2安打完封 25日、花巻東と激突

2019年7月25日 02時00分

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一関工を毎回の15奪三振2安打で完封し、決勝進出を決めた大船渡・佐々木=岩手県営野球場で(七森祐也撮影)

一関工を毎回の15奪三振2安打で完封し、決勝進出を決めた大船渡・佐々木=岩手県営野球場で(七森祐也撮影)

 第101回全国高校野球選手権大会の地方大会は24日、各地で行われ、岩手大会準決勝では、注目の佐々木朗希投手(3年)を擁する大船渡が一関工を5-0で下して、25日の決勝(対花巻東)に進出した。佐々木は毎回の15三振を奪い、2安打完封。最速は157キロだった。西東京大会準々決勝では、国学院久我山が宮崎恭輔捕手(3年)のサヨナラ満塁本塁打で6-2と早実を下した。昨夏の甲子園大会4強の日大三は桜美林に屈した。また、山梨学院、日本文理(新潟)鶴岡東(山形)が甲子園出場を決めた。

◇岩手大会<準決勝> 大船渡4-0一関工

 1984年以来35年ぶりの甲子園に王手をかけた。大船渡の佐々木が毎回の15奪三振で2安打3四球、129球の熱投で完封。決勝の相手は連覇が懸かる花巻東だ。
 「次に勝たないと、1回戦で負けたのと同じ。最後に勝たないと今までやってきたことの意味がないので、力まないでやっていきたい」
 盛岡四戦の延長12回、194球の熱投から、欠場した久慈戦も含めて中2日。「前の試合で、ほかのピッチャーに頑張ってもらって休養をもらったので、だいぶ回復することができた。万全じゃないけど、いい状態で放れた」(佐々木)。立ち上がりは制球に苦しみ、盗塁で揺さぶられることもあったものの、中盤からは調子を上げ、5回からは1四球無安打で二塁も踏ませない。この日の最速は157キロ、通算奪三振数は、初戦から29イニング連続で計51となった。
 この日も中日、阪神などのスカウトが視察。フィリーズの大慈弥環太平洋担当部長は「修正能力があるのはいい投手の条件。高い修正能力を見た」と話し、巨人の長谷川スカウト部長は、巨人・菅野の高校時代との比較を聞かれ「佐々木と(菅野)智之を比べたら、10対1ぐらい」と素材の高さを表現した。
 準決勝で4点差を逆転した花巻東の強力打線を封じるにはエースの連投に頼りたいが、国保陽平監督(32)は「あしたの朝の雰囲気を見て決めます」と言うにとどめた。連続完投について聞かれた佐々木は「勝ちにつながるんだったら頑張りたい」と力を込めた。令和の怪物がマウンドを守り切れば、甲子園への道が開けてくる。(小原栄二)

◆花巻東・西舘 佐々木に勝ちたい

 連覇を狙う花巻東は、プロ注目の150キロ右腕エースの西舘勇陽投手(3年)が4回途中から無失点救援、逆転勝ちを呼び込んだ。初戦の花巻北戦で9回に逆転されながら追いつき延長サヨナラ勝ち。この日も4回に先発の中森が集中打を浴びて5失点したが、慌てなかった。西舘は、世代最強の怪物との対戦を見据え「佐々木君は素直にすごいとしか言いようがない。スピード、変化球のキレでは勝てないが、(自分は)配球とかでかわしていければいい」と必勝を誓った。

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