星稜 劇勝で2年連続の夏の甲子園出場決定! 奥川14奪三振で完投 東海林9回に満塁弾
2019年7月28日 17時05分
「高校BIG4」の1人で、今秋のドラフト1位候補の星稜(石川)の右腕・奥川恭伸投手(3年)が28日、金沢市の石川県立野球場で行われた全国高校野球選手権石川大会決勝の小松大谷戦で先発し、14三振を奪って完投。チームは6―2で勝ち、2年連続20度目の夏の甲子園大会出場を決めた。
星稜は4回に奥川の左翼線への適時二塁打で先制。しかし、打線が小松大谷の先発・生長蓮投手(3年)を打ちあぐね、投手戦のまま終盤に突入した。1点リードの8回には奥川が同点に追いつかれるこの日2本目のソロ本塁打を許したが、直後の9回2死満塁で1番の東海林航介外野手(3年)がバックスクリーン右に勝ち越しの満塁本塁打。直後の守備で奥川が三者凡退に抑えて、甲子園切符をもぎ取った。
この日は9回に153キロをマークして「高校BIG4」の中でただ1人夏の甲子園大会に進むことになった奥川は泣きじゃくりながら「この夏の大会はしんどい試合ばかりでいつ負けてもおかしくなかった。勝ちきることができて、みんなに感謝しています。チーム全員で力を合わせて優勝できてホッとしています」。山瀬主将は「甲子園では一つひとつ勝ち進んで、石川県勢初の全国制覇をしてきます」と話していた。
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