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西東京は国学院久我山が28年ぶりに甲子園切符

2019年7月29日 02時00分

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創価を破って甲子園出場を決め、喜ぶ国学院久我山ナイン=神宮で(潟沼義樹撮影)

創価を破って甲子園出場を決め、喜ぶ国学院久我山ナイン=神宮で(潟沼義樹撮影)

◇西東京大会・決勝戦 国学院久我山4-2創価

 ベンチから飛び出した選手たちはマウンドで抱き合うバッテリー目がけて飛び付き、人さし指を天に突き上げた。接戦の末に西東京大会を制し、プロ野球ロッテの井口監督が2年生だった、1991年以来28年ぶりに甲子園出場を決めた尾崎直輝監督(29)は「駄目じゃないかと思った試合も何度かあったが、選手たちが強かった。意地を見せてくれた」と子どもたちの粘りをたたえた。
 投打の柱がかみ合っての粘り勝ちだ。準々決勝の早実戦でサヨナラ満塁弾を放った4番の宮崎恭輔捕手(3年)は、初回2死二塁、最初の好機に「ここで打てばチームが乗る」と右前に先制打。さらに、同点で迎えた9回、岡田が決勝中前打で勝ち越し、なお2死一、三塁で「もう1点取れたら最終回がより楽に守れる」とダメ押し中前打。値千金の計2打点と好リードで勝利に貢献した。
 投げてはエース・高下耀介投手(3年)が全試合先発、5回戦以降は4試合連続完投。この日投じた128球の8割以上は変化球だった。尾崎監督から「なりたいのは、いい球を投げる投手か勝てる投手か」と聞かれ、後者を選択。球速を追い求めず、技巧派としてプライドを持って磨いたスライダーで、創価打線を翻弄(ほんろう)した。
 過去5度の甲子園は全て初戦敗退。「目標は出場じゃなく、甲子園で校歌を歌うこと」。OBを含め、全員が大会前から口にしてきた目標に向け、まずは全国切符を手に入れた。 (竹村和佳子)

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