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埼玉代表は花咲徳栄 5年連続7度目の出場

2019年7月29日 02時00分

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5年連続甲子園を決めた花咲徳栄ナイン=県営大宮公園野球場で(小原栄二撮影)

5年連続甲子園を決めた花咲徳栄ナイン=県営大宮公園野球場で(小原栄二撮影)

◇埼玉大会・決勝戦 花咲徳栄11-2山村学園

 第101回全国高校野球選手権大会(8月6日から16日間・甲子園)は28日、16大会で決勝が行われ、埼玉大会の花咲徳栄は11-2で山村学園に打ち勝って、昨年の北埼玉大会を含めて埼玉では初の5連覇を決めた。試合を重ねるごとに成長した戦力で2年ぶりの日本一を目指す。高知大会は明徳義塾が、150キロのスーパー1年生、森木大智投手がいる高知を退けて2年ぶり20度目の夏の代表となった。
   ◇
 5年連続で甲子園を決めた花咲徳栄ナインはあふれる涙を拭っていた。練習試合で結果が出ない中、連覇の重圧も降りかかる。主砲の韮沢雄也内野手(3年)は「どうやったら勝てるのか、何度も選手でミーティングをした。勝ってほっとしました」と表情を緩めた。苦しさから解放されて涙腺も緩んだ。
 例年なら埼玉大会開幕直前の7月上旬に打ち上げていた強化練習をことしは中旬までやった。短距離ダッシュ、打ち込み、投げ込みを毎日へばるほどやって体を追い込み、この間に、初戦の杉戸農戦を戦った。最後にチームを支えたのは暑さに負けない体力、気力。岩井隆監督(49)は「7月初めに調整を終えると最後にバテると思った。このチームは練習試合も含めて一番負けた。怒られもしたし、壊れそうになってもよく耐えた」と選手をほめた。
 エース不在といわれたが、春の大会後にサイドに転向した中津原隼太投手(3年)が成長。正智深谷戦でノーヒットノーラン、準決勝では春日部共栄のプロ注目、村田に投げ勝った。決勝もナチュラルに動く直球とスライダーを武器に打たせて取り、2失点完投。「2年前に甲子園で優勝したときはボールボーイ。写真撮影のときにちょっとマウンドに立って見た景色をもう一度と思っていたのがかないます」と胸を躍らせた。
 決勝も11安打11得点で大勝と、県予選計7試合で打率4割3分2厘、92得点した打線にあって、4打点と目立てなかった韮沢は「昨夏の経験者として自分が引っ張っていかないといけない。野村さん(日本ハム)も埼玉では打てなくても甲子園で打ったので自分もそうしたい」と気合を入れ直した。 (小原栄二)

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