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国学院久我山に“激アツ”差し入れ 悲願の聖地1勝へ関東勢対決

2019年8月4日 02時00分

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甲子園練習でグラウンドに駆け出す国学院久我山ナイン=甲子園球場で(黒田淳一撮影)

甲子園練習でグラウンドに駆け出す国学院久我山ナイン=甲子園球場で(黒田淳一撮影)

 第101回全国高校野球選手権大会(8月6日から16日間、甲子園)は3日、大阪市内で組み合わせ抽選会が行われ、1回戦でいきなり関東勢対決の好カードが実現した。28年ぶり出場で悲願の甲子園初勝利を目指す国学院久我山(西東京)は第3日第3試合で、6年ぶり優勝を目指す前橋育英(群馬)と対戦。関東第一(東東京)の投手陣が、強打の日本文理(新潟)に挑むカードも注目。東海大相模(神奈川)は近江(滋賀)と、センバツ準優勝の習志野(千葉)は沖縄尚学と対戦する。
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 甲子園初勝利へ、いきなり関東対決だ。28年ぶり出場の国学院久我山の対戦相手に飛び込んできたのは、夏の全国制覇も経験している前橋育英。控えながらチームを支える中沢直之主将(3年)は「挑戦者の気持ちで攻めて、必ず初勝利を挙げて、全員で校歌を歌いたい」と胸を張った。
 春夏合わせて5度出場しているが、いずれも初戦敗退。夏は井口資仁(ロッテ監督)を擁した1991年以来ということもあり、プロ野球に進んだOBからの差し入れも続々と届いている。井口監督からは、部員全員分のTシャツ。自らの現役時代のシルエットとともに、英語で「おめでとう」の文字。当時、英語の授業を担当していた樋口晃部長(60)は「よほど、うれしかったんでしょう」と感謝した。
 188センチのエース高下耀介投手と4番も打つ宮崎恭輔捕手(ともに3年)を中心に守りからリズムをつくり、西東京を勝ち抜いた。準々決勝の早実戦で宮崎がサヨナラ満塁本塁打、決勝の創価戦も9回に決勝点と粘り強い。尾崎直輝監督(29)は「前橋育英さんは守備が堅いイメージ。粘り強く戦えるように冬の間に基礎練習を繰り返してきた」と、競り合いに自信を見せる。
 国学院大のグラウンドを借りて練習していた縁で、同大野球部の竹田利秋総監督(78)もサポート。東北、仙台育英を率いて甲子園出場27度、それぞれをベスト4に導き通算30勝、国学院大でもヤクルトの清水ら好投手を育てた名将は、ユニホームを着て甲子園練習にも登場した。尾崎監督は「甲子園を一番知っている方がアドバイスしてくれるのは大きい。何としても初戦突破をしたい。西東京で勝ったときから、そこに向けて再スタートしている」と力を込めた。 (小原栄二)

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