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アニメ化、伝承のチャンス 美浜・佐田に伝わる「河童の詫び証文」

2021年7月16日 05時00分 (7月30日 10時23分更新)
認定証を受け取った戸嶋町長(右)と実行委員会のメンバー=美浜町役場で

認定証を受け取った戸嶋町長(右)と実行委員会のメンバー=美浜町役場で

 日本各地の海にまつわる民話をアニメ化する事業「海ノ民話のまちプロジェクト」に、美浜町佐田地区に伝わる「河童(かっぱ)の詫(わ)び証文」が県内で初めて選ばれた。いたずら好きのカッパを捕らえ、悪さをしないよう誓わせるという物語。地元関係者は、アニメ化を機に民話の伝承を進めていく。
 事業は民話を通じて海への関心を高めてもらおうと、一般社団法人日本昔ばなし協会(東京都)が主催。日本財団が行う「海と日本プロジェクト」の一環でもある。
 四回目の本年度は、約三十のエントリーがあり、京都府宮津市や山形県鶴岡市など十エリアの作品が認定された。
 河童の詫び証文は、美浜町佐田を流れる金瀬川の河口が舞台。
 男が浜辺で牛の体を洗っていたところ、河童が海に牛を引きずり込もうとしたため、男はカッパを縄で縛って捕まえた。命を助ける代わりに証文を書かせたという物語。いたずらをすると、しっぺ返しにあうという教訓が含まれる。
 認定証贈呈式が五日、美浜町役場であり、地元の伝統文化保存会や町でつくる認定に向けた実行委員会のメンバーが出席。同席した戸嶋秀樹町長が認定証を受け取った。実行委員長の中道健三さん(78)は「昔から地元...

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