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謎の深海漁に驚き 焼津の深層水ミュージアム

2021年7月16日 05時00分 (7月16日 09時58分更新)
深層水ミュージアムに展示される深海魚の剥製=焼津市で

深層水ミュージアムに展示される深海魚の剥製=焼津市で

 焼津市深層水ミュージアムは、昨年秋に駿河湾で市内の漁師が漁獲した体長約一・二メートルの深海魚の剥製を展示している。種類は未解明で、研究機関が調査中の“謎の深海魚”だ。 
 昨年十一月十三日、同市の深海魚専門の漁師、長谷川久志さん(71)、一孝さん(46)親子が、駿河湾沖の水深二千三百メートル付近から釣り上げた。体色は白っぽく、漁獲時の重さ約一二キロだったという。
 世界の深海域に広く分布する頭の丸い深海魚「ソコボウズ」に似ているが、体色などが異なることから、珍しい深海魚だとして、長谷川さん親子が同館に寄贈。同館が業者に依頼して剥製にし、一般公開した。
 この深海魚は、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)による研究で、骨格とDNAがソコボウズと異なることが既に判明しているという。「今後、新種の深海魚として名前が付けられるかもしれない」と同館の中沢正人館長は期待している。
 八月一日までは魚拓などと一緒に二階展示室で紹介。三日以降は剥製のみ一階で常設展示する。入場無料。
  (酒井健)

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