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神村学園、佐賀北に快勝 4番の桑原が2安打1打点の活躍

2019年8月7日 02時00分

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佐賀北-神村学園 7回裏神村学園1死一塁、桑原が右前打を放ち、右翼手の失策から一気に生還。投手川崎、捕手小野=甲子園球場で(黒田淳一撮影)

佐賀北-神村学園 7回裏神村学園1死一塁、桑原が右前打を放ち、右翼手の失策から一気に生還。投手川崎、捕手小野=甲子園球場で(黒田淳一撮影)

◇全国高校野球選手権<第1日>

 開会式に続き、1回戦3試合が行われ、八戸学院光星(青森)のほか、神村学園(鹿児島)、高岡商(富山)が2回戦に進んだ。神村学園は田中瞬が2失点完投し、佐賀北に7-2で快勝。高岡商は石見智翠館(島根)に延長10回、6-4で競り勝った。4-4で迎えた10回に、森田の2点三塁打で勝ち越した。

 神村学園7-2佐賀北

 神村学園が相手のミスにも乗じ、好機をものにした。1回に3犠打を決め、失策も絡んで1安打で3点を先制。2回は2死から3者連続二塁打で2点を加えた。田中瞬は5安打に抑え、2失点完投。球威が最後まで衰えず、7回以降は完璧に抑えた。佐賀北は3失策と守備の乱れが響いた。打線も序盤の得点機を逃し、反撃が遅かった。
     ◇
 試合中に目を落とす帽子のつばには自分で描いた人気アニメ「アンパンマン」の顔。神村学園の4番、桑原秀侍外野手(2年)は「最初はニッコリマークでしたが、アンパンマンにした。緊張したときに見るとほぐれます」。この日も最初の打席こそ硬かったが、2回には逆方向の右越えタイムリー二塁打。7回には右前打が後逸を誘い、一塁走者に続き自分も生還。2安打1打点に「入ってくるボールなので、引きつけて左側を打てという監督の指示通り」と胸を張った。
 もともとは背番号10の投手だが、4番だった井上が5月に左膝半月板を痛めたため、その代役に抜てきされた。守備位置もそのまま受け継いで左翼。打撃を生かしたかったという小田大介監督(36)の思惑が大当たりで鹿児島大会では打率3割5分を残し「野手は初めてだった。ここぞというところで打ってくれる。6、7番でも良かったが、来年の投手と二刀流もにらんで4番にした」と指揮官も手応えありの様子だった。
 記録員としてベンチ入りした井上は「悔しい部分もあるが、代わりに必死にやってくれている。来年は一緒にクリーンアップを打ちたい、もちろん4番は僕です」と同じ熊本出身の同級生の活躍を素直に喜んだ。
 父・宏侍さんと同じく名前に「侍」の一文字を入れた桑原が大舞台で二刀流サムライへの一歩を踏み出して2年ぶりの初戦突破。次は2005年のセンバツ初出場準優勝以降、春夏合わせて8度の出場で突破できていない2勝目の壁に挑戦する。 (小原栄二)

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