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仮想空間で恐竜展 県内6種 実物大再現

2021年7月15日 05時03分 (7月15日 12時08分更新)

「福井バーチャル恐竜展」のイメージ。参加者同士が音声で会話し、一緒に博物館を回っているような感覚で見学できる=ツク之助制作、県立大恐竜学研究所提供


 恐竜王国・福井の魅力を広く県内外にアピールしようと、県立大恐竜学研究所(永平寺町)は、バーチャル技術を用いて福井の恐竜について学ぶ展示会「福井バーチャル恐竜展」を企画している。開催は今年十二月の予定。クラウドファンディング「ミラカナ。」で九月五日まで開催資金を募っている。 (波多野智月)
 県立大の教員らでつくる「福井バーチャル恐竜展実行委員会」が企画。インターネット上に仮想現実化された展示会場を作り、県内で発見された六種類の恐竜の実物大3Dモデルを展示する。実際の会場をつくらないことにより、パソコンなどから「いつでも・どこでも」アクセスできるのが魅力の一つ。
 展示するのは、フクイサウルス、フクイラプトル、フクイティタン、コシサウルス、フクイベナートル、フクイプテリクス。発見された骨を基に、大きさや質感などを忠実に再現する。VR(仮想現実)機器があれば、恐竜たちが生きていた当時の福井を歩いているかのような体験ができるという。
 機器がなくても、研究所の教員による解説を聞いたり、参加者同士が音声で会話したりでき、一緒に博物館を回っているような感覚で見学できる。オンライン配布されるアプリなどをダウンロードして体験してもらう。
 研究所の今井拓哉助教は「コロナ禍でも手軽に恐竜について学べるほか、自分の好きな角度から恐竜を眺められるなど、仮想会場ならではの良さがある。多くの人に協力してもらい、質の高い展示にしていきたい」と話している。

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