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借金10ターンの中日、リーグ再開まで1カ月 「もう1回競争してもらわないと」 与田監督は選手の入れ替え示唆

2021年7月15日 06時00分

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6回、見逃し三振に倒れたビシエドを見る中日・与田監督

6回、見逃し三振に倒れたビシエドを見る中日・与田監督

◇14日 広島2-0中日(マツダ)
 今季前半戦を象徴するかのような試合だった。中日は14日、マツダスタジアムでの広島戦に0―2で敗れ、借金10に逆戻り。先発・柳裕也投手(27)の7イニング1失点の好投に、打線が報いることができなかった。広島の先発・森下らの前に散発5安打無得点。貧打竜は貧打のままだった。公式戦は東京五輪開催に伴い、一時中断。来月13日から再開されるが、のんびりと夏休みを取っている場合ではない。鍛え直し、巻き返せ!!
 ◇  ◇  ◇
 借金10で前半戦を終えた。優勝を狙うと公言したシーズンは厳しい現実とともに後半に向かうことになった。与田監督は「数字的には納得できないけど、投手陣は踏ん張った。数字で言えばやはり攻撃力、得点力をアップしないといけない」と現実を受け止めるしかなかった。
 投高打低のチームの現状がこの日もはっきりと表れた。先発柳は7イニングを小園のソロの1点に抑えた。しかし打線は森下の前に封じられ、最後は今季6度目の零封負け。指揮官は「柳はよく投げた。打線が点を取れないとなかなか勝つことはできない」と振り返った。
 リーグトップのチーム防御率3・31に対し、平均得点2・89はリーグワースト。投手陣では大野雄、福谷が黒星先行となるも柳、小笠原が安定した投球を見せ「次世代のエース候補の2人が台頭して大きな柱になりつつある」と評価。リリーフ陣も又吉、R・マルティネスを筆頭に安定した成績を残している。
 一方で打線については「チーム全体でいろいろ考えていないといけない。戦術を含めて点を取れるような状況にしないと」と課題を抱えている。チーム打率2割3分8厘、本塁打49本ともにリーグワーストだ。「1本出るかどうかというのは当然のことで、あとは送りバントやエンドランなど細かなプレーが一発で決められるように、やっぱり練習していかないといけないと思いましたね」。乗り切れなかった高橋周、阿部らを筆頭に状態を上げるための期間に入る。
 リーグ戦再開となる8月13日の巨人戦(東京ドーム)まで約1カ月。与田監督は「感覚的にはキャンプのようなイメージ。1、2軍どんどん入れ替えができるようにしてね。今2軍にいるメンバーにも確認したい選手もいるのでね」と語る。エキシビションマッチの10試合を使って、再び選手の状態を見極めることになる。「もう1回競争してもらわないと」。巻き返すためにチームを再構築する。

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