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藤井聡太王位、豊島竜王に逆転勝利で1勝1敗タイに 「気持ちを新たに精いっぱい」【王位戦七番勝負第2局】

2021年7月14日 20時06分

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第2局で豊島将之二冠(手前)に勝利した藤井聡太王位(代表撮影)

第2局で豊島将之二冠(手前)に勝利した藤井聡太王位(代表撮影)

 藤井聡太王位(18)=棋聖、愛知県瀬戸市出身=に豊島将之竜王(31)=叡王、同県一宮市出身=が挑戦する「お~いお茶杯第62期王位戦」七番勝負第2局は14日、北海道旭川市で指し継がれ、藤井王位が102手で勝利した。後手番でのブレークバックで1勝1敗のタイとなった。第3局は21、22日に神戸市で指される。
 午後6時59分、豊島竜王が投了を告げると、藤井王位は深く一礼した。これまで1勝7敗と大きく負け越し、第1局でも完敗していた“天敵”相手に、大きな1勝をもたらす逆転劇が完成した瞬間だった。
 終局後のインタビューで「序盤で手の組み合わせがまずく、少し失敗した」と終始、苦しい将棋だったことを明かした藤井王位。第3局への抱負を聞かれると「タイに戻せたので、気持ちを新たに精いっぱい指したい」と力強く語った。
 一方、豊島竜王は「中盤は模様が良かった」としつつも、終盤踏み込んだ局面については「明確な手が分からなかった」と首をひねった。最後は「気持ちを切り替え、コンディションを整えて頑張りたい」と、次局を見据えた。
 戦型は先手・豊島竜王の誘導で角換わり早繰り銀の最新形に進んだ。地力勝負となる中、初日の午後から長考合戦が展開された。藤井王位の仕掛けに対して豊島竜王からカウンターが放たれたところで、勝負は大きなヤマ場を迎えた。
 2日目は藤井王位の封じ手で再開すると、豊島竜王が指しやすい形勢となった。苦吟を続ける藤井王位だったが、ここで“やってこい”と相手に手を渡す勝負術を発揮すると、豊島竜王が踏み込んで大激戦に。最後は藤井王位の終盤力がさく裂した。持ち時間8時間で、消費時間は豊島竜王7時間59分、藤井王位7時間55分だった。

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