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早実・清宮福太郎、兄と同じく最後の夏『9―2』コールド発進「その先に甲子園がある」【高校野球】

2021年7月14日 18時58分

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4回2死三塁で中前にタイムリーを放つ早実・清宮福太郎外野手

4回2死三塁で中前にタイムリーを放つ早実・清宮福太郎外野手

 第103回全国高校野球選手権大会(8月9日開幕・甲子園)は14日、各地で行われ、西東京大会では早実が大成に9―2の7回コールド勝ちで初戦を突破した。兄が日本ハムでプレーする主将の清宮福太郎外野手(3年)は2安打2打点と打線をけん引。兄の幸太郎は春夏の甲子園に出場したが、福太郎はこの夏が甲子園出場のラストチャンスとなる。
     ◇
 前日13日の早実は1回表に4点を先取したところで降雨ノーゲーム。二塁打を放っていた清宮福太郎のバットは、東京都八王子市内の球場から昭島市内の球場へ変わっての仕切り直しでも好調をキープした。1回の先制機こそ投飛だったが、4回1死三塁で中前打、5回は左に引っ張って2打席連続適時打。主将が2安打2四球2打点で先頭に立った。
 「きのう試合をやった気になって気持ちが緩んだというか、そんな感じもしたので、きょうが初日のつもりでやろうといいました」。大成の右腕・三木の両サイドを使う投球にてこずっていたが、清宮のコースに逆らわない一打を号砲に、一気に崩した。和泉実監督(59)は「キャプテンとエースの田和が攻守の中心。彼らが落ち着けば、みんなが落ち着く」と語った。
 日本ハムに入団した兄の幸太郎の後を追って入学したが苦難続き。1年秋は部員の不適切行動で活動自粛となりセンバツ挑戦の夢が消えた。2年の春、夏は新型コロナ感染拡大で大会そのものが中止。福太郎は「いろいろな思いがあって乗り越えてきた。(この夏も)チーム全体で集中して越えていけば、その先に甲子園がある」と力を込めた。
 兄が主将だった3年夏も同じ9―2でコールド発進。スタンドで応援していたあの夏、兄は決勝で負けて甲子園へ届かなかった。最後の夏、兄が1年だった2015年以来となる夏の甲子園に行く。

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