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高校野球出場辞退 こんな思い他の高校にしてほしくない 

2021年7月14日 05時00分 (7月14日 09時52分更新)
SNSで発信した宮崎主将のメッセージ

SNSで発信した宮崎主将のメッセージ

 福井商主将が SNSで胸中

 野球部内に新型コロナウイルスの感染者が出たことを受け、第百三回全国高校野球選手権福井大会への出場を辞退した福井商の宮崎智生(ともき)主将が、自身のインスタグラムで胸中を打ち明けた。「福井商の主将として、自分が代表して言うべきだなと思った」と、辞退した翌日の十一日に投稿したメッセージ。全国の球児や高校生たちへ、感染予防を徹底してほしいと願いを込めた。 
 メッセージは「たくさんの方々にご心配とご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉から始まる。主催者や対戦校にも迷惑をかけたとの思いがあるから。「目標を見失った今、現実を受け入れられずにいます」と明かし、「普段の生活が当たり前なことではないし、幸せがあっという間に崩れることはおかしくないと知りました。だから皆さん、今の生活に感謝して生きてください。応援しています」とつづった。
 メッセージを見た人から多くの反応があった。自身と同学年の子どもがいる親らからは励ましの言葉をもらった。現在、学校は休校期間中で、福井大会の中継を見ている。ただ「本当はここに立っていたのにとか考えてしまう」。
 自分の思いを多くの人に伝え、二度と同じことが起きないでほしいと、取材を受けた。「コロナが出ないように最善を尽くして、最後の夏を楽しんでほしい」と同世代に呼び掛けた。
(谷出知謙)

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