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「あなたは大切な子 言葉のシャワーを」 障害児のきょうだい支援法 研修会

2021年7月13日 05時00分 (7月13日 12時34分更新)
病気や障害がある子のきょうだいの支援について、清田悠代さんの講義を視聴する松本理沙さん=金沢市三小牛町の北陸学院大で

病気や障害がある子のきょうだいの支援について、清田悠代さんの講義を視聴する松本理沙さん=金沢市三小牛町の北陸学院大で

 病気や障害がある子どものきょうだい支援について学ぶ研修会が十一日、オンラインで開かれた。北陸三県を中心に二十五人が参加し、きょうだい特有の悩みや大人ができる接し方について理解を深めた。(高橋雪花)
 北陸三県で障害者のきょうだいへの支援活動をしている「北陸きょうだい会」と、病児のきょうだい支援を展開するNPO法人「しぶたね」(大阪府)が共催。ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を通じ、しぶたねの清田悠代理事長が講義した。
 清田さんは、きょうだい自身が物事を楽しむことに家族を差し置いているような罪悪感を抱いたり、障害児らと比べて自分は必要とされていないように思ったりしやすいことを紹介。どのような気持ちも受け止め「心に鍵を掛けてしまう前に、『あなたは大切な子だよ』などと肯定的な言葉をシャワーのように浴びてもらうことが大切」と訴えた。
 その他、きょうだいへの対応を考えるグループワークもあり、修了した参加者は、しぶたねからきょうだい支援に取り組む「シブリング(きょうだい)サポーター」に認定された。
 自身も当事者として北陸きょうだい会の共同代表を務める、北陸学院大(金沢市)講師の松本理沙さん(35)=社会福祉学=は「『きょうだい』と言ってもひとくくりにできない思いや体験がそれぞれにある。その存在に焦点が当たるきっかけになれば」と話した。 

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