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東邦・石川の同点打からU18日本逆転 「焦りあった」ヒヤヒヤ白星発進

2019年8月30日 17時21分

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高校日本代表の石川

高校日本代表の石川

◇30日 U-18W杯 日本4-2スペイン

 【釜山(韓国)麻生和男】野球のU―18W杯が30日、当地で開幕し、日本は1次ラウンド初戦でスペインに4―2で逆転勝ちし、白星発進した。日本は2点を追う8回に4番・石川昂弥内野手(3年)=東邦=の適時打で同点に追いつき、続く5番・遠藤成外野手(3年)=東海大相模=の2点適時二塁打で勝ち越した。31日の第2戦は、南アフリカと対戦する。
 押せ押せムードに乗った。2点を追う8回、3番・韮沢の適時打で1点を返し、なお2死一、三塁。日本の主砲、石川が、この回から2番手登板したフェルナンデスの直球をとらえた。打球は三塁線を抜け、三塁走者の坂下が同点の生還。さらに遠藤の勝ち越し2点適時二塁打が飛び出し、日本はヒヤヒヤながらも逆転で白星発進した。
 「きつい試合になった。焦りはありました」
 石川の言葉が、厳しい展開を物語っていた。先発・池田が4回に2点を失い、打線は7回までわずか2安打に封じられた。石川も2回にチーム初安打となる遊撃への内野安打を放ったものの、4、7回の打席は走者を置いた状況で凡退した。
 「積極性がなかった。どんどん振っていこうと思った」。途中、永田裕治監督(55)からバットを短く持つよう、ナインに指示が出たが、石川は、仲井コーチ(八戸学院光星監督)から「タイミングは合っているから、そのままでいい」と耳打ちされた。試合前の打撃練習ではケージのネットが低く、思うようにバットを振れなかった。試合では投手の長い間合いや、外に広いストライクゾーンに苦しんだが、結果で全て乗り越えた。
 「イライラした。いろいろなことが日本とは違う。対応しないといけない」。国際試合ならではの難しさを初戦で経験し、次戦以降に生かす。
 スーパーラウンド(R)の上位リーグに進むには、1次Rで3位以内が条件。31日の南アフリカ戦の後、5連覇を狙うアメリカや台湾、パナマと難敵が続く1次Rで初戦を落とせば、世界一の目標がいきなり遠のく可能性もあった。「きょうは仕事ができた。明日以降も貢献したい」。南アフリカ戦では先発登板の可能性もある。投打で日本を引っ張るつもりだ。

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