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復帰登板の中日・田島『特例自主トレ』実現の陰に…「文明の利器」と「説明力」【番記者メモ】

2021年7月13日 06時00分

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7回裏、3番手でマウンドに上がり、深く呼吸をする田島

7回裏、3番手でマウンドに上がり、深く呼吸をする田島

 昨年4月に右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた中日・田島慎二投手(31)が、2019年6月16日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来、2年ぶりに1軍の試合で登板した。出番は4点を追う7回。1イニングを投げて、被安打1、無失点に封じた。1死一塁の場面では鈴木誠を127キロのスライダーで空振り三振に仕留めた。
【番記者メモ】
 田島は球団の特例措置により、今年1月に大野雄らと沖縄・北谷球場で自主トレしている。何が特別かは、練習場所。リハビリ組はスタッフの目の届くナゴヤ球場で体を動かし、チェックを受けなければならないのが通例。なのに、右腕は南国へ行きっぱなしのままキャンプインしている。
 理由は2つ。1つはスマートフォン。リアルタイムでナゴヤ球場に常駐するスタッフの確認を受けられる。どんな強度で、どれぐらいの距離を、何球投げるか。復帰へのハードルを南国でクリアしていった。
 もう1つは、右腕の説明力。物事をありのまま伝えられる。内容に誇大も矮小(わいしょう)もない。コンディショニング部門との信頼関係が、沖縄トレ許可につながった。
 動画チェック可能になったのは時代の流れ。そこに、スタッフとの良好な関係が加わって、体のよく動く沖縄で、キャンプインまで体を動かしていた。(川本光憲)

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