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「たたき打法」で泥くさく! 中京学院大中京V3、高校軟式野球

2019年9月1日 02時00分

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中京学院大中京-崇徳 6回表中京学院大中京2死二塁、中前適時打を放つ早川=明石トーカロ球場で(布藤哲矢撮影)

中京学院大中京-崇徳 6回表中京学院大中京2死二塁、中前適時打を放つ早川=明石トーカロ球場で(布藤哲矢撮影)

  • 中京学院大中京-崇徳 6回表中京学院大中京2死二塁、中前適時打を放つ早川=明石トーカロ球場で(布藤哲矢撮影)
  • 3連覇を果たした中京学院大中京ナイン
 全国高校軟式野球選手権は31日、兵庫県の明石トーカロ球場で決勝が行われ、中京学院大中京(東海・岐阜)が5-2で崇徳(西中国・広島)を退け、3年連続10度目の優勝を決めた。延長50回を戦った2014年準決勝以来の対決は、中京学院大中京が6回に4点を先制。7回に1点を加え、その後の反撃をかわした。作新学院(栃木)と並んでいた最多優勝記録を更新し、単独トップ。3連覇は1959~61年の平安(現・龍谷大平安)以来で史上2校目。
 安打ではなく、凡打で決めた。連続四球と暴投で広げた6回1死一、三塁、5番・岡田惟吹(2年)は4球目、内角の直球を地面にたたきつけた。打球が投手前で高く弾む間に、ゴロでスタートを切った三走・村瀬仁紀(3年)が本塁へ頭から滑り込む。タッチをかわし、1点を奪った。
 なおも三塁走者を置いて打席に立った6、7番打者は、徹底して内野ゴロを弾ませた。この回、安打は1本でも一挙に4得点をあげた。平中亮太監督(38)は「スクイズや強攻策も考えたが、点を取る確率が高いのは『たたき』だった。ボールがゾーンに来れば弾き返す力を練習でつけた結果」とたたえた。
 2年越しの“8試合連続完封”で、連覇を支えた佐伯が卒業。新チームは昨秋の県大会準決勝で0-1で敗れた。再び全国大会に進むため、「野手が5点を取る」を掲げ、投手が零封するスタイルから進化を目指した。
 練習時のフリー打撃では、たたき打法を織り交ぜた。練習試合でも、2ストライクから意図してファウルで粘り、球数を投げさせるようにした。「毎日の練習を信じた」と岡田が語るように、泥くさく攻める術が大一番でも生きた。
 7回の失点で、準決勝まで3大会連続で続けてきた無失点は途切れた。それでも野手陣の力強い援護点で、頂点にあっけ上がった。かみ合った投打こそ、磨き上げた強さだった。 (高畑章)
 ▽決勝
中京学院大中京(東海・岐阜)
000004100―5
000000200―2
崇徳(西中国・広島)

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