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【七夕賞】トーラスジェミニ初の重賞制覇 折り合いぴったり雨の中を気分良さそうに追走 小桧山師はJRA通算200勝

2021年7月11日 17時33分

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ロザムールを首差かわし七夕賞を制したトーラスジェミニ

ロザムールを首差かわし七夕賞を制したトーラスジェミニ

◇11日 七夕賞(G3・福島・芝2000メートル)
 安田記念で強敵相手に5着した力は本物だった。トーラスジェミニが、福島らしい行った行ったの競馬で七夕賞を制し、初の重賞タイトルをつかみ取った。
 スタートを決めると、内のロザムールを先に行かせて2番手をキープ。「内に行く馬がいましたので、勢いがついたらハナにと思っていたけど、馬のリズム重視で」と戸崎。ここ2戦は控えても崩れなくなった相棒は、雨の中を気分良さそうに追走。前半の1000メートル通過が1分0秒8のペースに折り合いもぴったり付いている。
 4コーナーで早めに先頭へ。戸崎は追い出しのタイミングを図る。「ペースもゆったり行けたので手応えはありましたけど、距離の心配があった」と残り100メートルまで左ムチを温存。ゴーサインに馬はしっかり応え、再び内から盛り返してきたロザムールの追い上げを首差退けた。
 JRA通算200勝を重賞で飾った小桧山師は「重賞勝ちは、スマイルジャックの東京新聞杯以来10年ぶり。馬主さんに恵まれて、ありがたいです」としみじみ喜びをかみしめて「戸崎が乗ってくれると言ったので、今回は七夕賞に。あれだけの騎手がまた乗ると言ってくれたのは、前走で感じるものがあったんでしょう」と鞍上に感謝した。
 脚部不安で2歳秋以降1年の長期休養を挟んだ馬。脚もとを気遣いながら坂路主体の調教だったのが、最近はウッドチップコースで追い切れるようになった。「馬の成長はもちろん、きょうは馬が装鞍所でうるさくて、気持ちが入っていた。雨が降って時計がかかってくれたのも良かった」と同師。今後は「ハンデ戦だと背負うことになるので定量戦になるとは思います」と具体的なレース名は挙げなかったが、古馬の王道を視野に入れていく構え。持ち前の先行力に磨きをかけ、さらなる大舞台を突き進む。

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