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中日・小笠原、壁を破った! 三度目の正直で自己最多6勝目 「やれるべき事をやったんで」

2021年7月10日 06時00分

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自己最多の6勝目を挙げ、ヒーローインタビューで笑顔を見せる中日・小笠原

自己最多の6勝目を挙げ、ヒーローインタビューで笑顔を見せる中日・小笠原

◇9日 中日3―1DeNA(バンテリンドームナゴヤ)
 中日は9日、バンテリンドームナゴヤでのDeNA戦に3―1で快勝、約1カ月ぶりとなる連勝を手に入れた。先発・小笠原慎之介投手(23)が7イニングを1失点に抑える好投を見せれば、1―1の7回に女房役の木下拓哉捕手(29)が決勝ソロ弾で援護。小笠原に自身シーズン最多となる6勝目をプレゼントした。木下拓の7号本塁打もシーズン自己最多。最多、最多(咲いた、咲いた)でベンチ内にも笑顔が並んだ。
 ◇  ◇  ◇
 揺らぎかけていた自分らしさを、前半戦ラスト登板で完璧に取り戻した。小笠原がストライクゾーン勝負を掲げたマウンドで、今季自身最長タイの7イニングを4安打1失点。シーズン自己最多タイの5勝目を挙げてから2連敗と“足踏み”した「三度目の正直」で、壁をぶち破って6勝目をつかんだ。
 「やれるべき事をやったんで。内角のボールを消したら、僕じゃなくなるのも確かですから。投げられたんで、良かったと思います」
 右打者がのけぞっても倒れ込んでも、構わずインコース勝負を徹底した。まずは2回先頭、試合前までセ首位打者だったオースティンに初球から内角高めの直球。攻める姿勢を十分に意識させ、ファウルでカウントを整えてから、チェンジアップで空振り三振に仕留めた。
 この日の対オースティンは結果、3打数無安打2三振。今季3勝目を挙げたDeNAとの今季初対戦時(5月18日・横浜)と合わせると、6打数無安打4三振で、リスク承知の内角攻めの有効性は数字も証明している。東京五輪で米国代表入りした主砲斬りは、金メダルを目指す侍ジャパンにとってもヒントになったはずだ。
 4敗目を喫した前回3日のヤクルト戦は5イニング3失点。4四球が示すように際どいコースにこだわりすぎ、不利なカウントを痛打された。不完全燃焼。だからこそ、今季2度目の中5日も「全然問題なかったです。むしろ先週、先々週と後味が悪かったので、一日でも早く投げたい気持ちが強かったので」。望むところだった。
 強気のマウンドの結果は無四球。7イニング94球の省エネ効果はもちろん、テンポの良さも抜群だった。野手陣のファインプレーを次々と引き出し、体いっぱいに喜びを表現してムードを盛り上げた。
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