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大戸川ダム、変更案に同意 県議会委で賛否同数、委員長裁量で可決

2021年7月10日 05時00分 (7月10日 05時00分更新)
 計画凍結中の大戸川ダム(大津市)の建設推進を盛り込んだ、国の淀川水系河川整備計画の変更案に同意する議案について、県議会土木交通・警察・企業委員会は九日、可決した。採決では、委員長を除く八人の委員の賛否が各四人の同数となり、竹村健委員長の裁量で可決した。本会議採決は閉会日の十六日の予定。
 議案では「大戸川ダムは淀川流域や県内での治水効果が期待でき、本体工事を早期に実施すること」などとする意見を国に伝えるとしている。
 委員会では、賛成した自民とさざなみの議員が大戸川ダムの効果を強調。「ダムを造るより、造らない方がリスクが高い。大戸川流域に住む人の声を聞いて」「琵琶湖の水を止める瀬田川洗堰の全閉操作が減れば、県民全体に利益がある」などと主張した。
 チームしがと共産はダムの効果を疑問視。「利水ダムの事前放流でためられる容量は大きい。治水効果の検証が必要だ」との意見に、県側は「事前放流は想定規模を超えた洪水時に緊急的に使う」と答弁。「ダムができても大戸川流域で内水氾濫が起きる。対策を国に求めるべきでは」との問いに、県側は「内水氾濫は国の責任範囲ではない」などと答えた。 (森田真奈子)

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