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『米騒動』『日中戦争』…夏の甲子園は過去2度中止 無観客開催ならば春夏通じて初

2020年3月4日 19時06分

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2015年センバツ大会の開会式リハーサル

2015年センバツ大会の開会式リハーサル

 1924年に始まったセンバツ大会は、戦中から終戦直後にかけての42年から46年まで実施されなかった。ただ、開催を予定しながら中止になったことは一度もない。また、仮に無観客での開催となれば、春夏の甲子園大会を通じて初めてとなる。
 夏の選手権大会は過去に2度、中止となったことがある。兵庫・鳴尾球場が会場だった18年の第4回大会は、米騒動の影響で開幕直前に中止となった。前年優勝の愛知一中(現旭丘高)など予選を勝ち抜いた14校は関西入りしていたが、7月下旬に富山県で勃発した米価の急騰に抗議する騒動(米騒動)が拡大。開幕の2日前に神戸市で商社などが襲われ、主催者は大会延期を発表した。一時は無観客での開催も検討され、その後に中止が決まった。
 日中戦争中だった41年の第27回大会は、戦時体制強化のため地方大会の途中で中止となった。軍に関する人員や物資の輸送が優先され、大規模な移動ができなくなったことが主な理由。中止の決定後は地方大会を打ち切る県や開催を見送る県もあった。機密保持のため経緯を公表することができず、大会中止は全く報道されなかったという。

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