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[センバツ中止]5季連続出場決定していた星稜・林監督「生徒から前向きな言葉出た」部活動は12日から自粛

2020年3月12日 18時12分

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選抜高校野球大会中止を受け、報道陣の取材に応じる星稜の林和成監督

選抜高校野球大会中止を受け、報道陣の取材に応じる星稜の林和成監督

 第92回センバツ高校野球大会(甲子園)の中止決定から一夜明けた12日、5季連続となる甲子園出場が決まっていた星稜(石川)の林和成監督(44)が、金沢市の同校で取材に応じた。
 この日朝、部員を集め、約30分間のミーティングを開いたが、林監督によると、思っていたほど選手に沈んだ様子はなかったという。プロ注目の主将、内山壮真捕手(2年)も「夏にしっかり気持ち切り替えて、頑張っていきたい」などと話したという。林監督は「何人かの生徒に、どうだと聞いたが、前向きな言葉が出てきた。新しい、次の一歩を踏み出せる」と安堵(あんど)した。
 昨夏の甲子園で準優勝し、「今春こそ日本一」の期待は大きかった。プロ入りした奥川(ヤクルト)―山瀬(巨人)の強力バッテリーが抜けたものの、内山ら主力選手が多く残ったセンバツも優勝候補の一角だった。

 日本高野連側は代替措置を検討するとしているが、「選手に過度な期待を持たせることは言えない。ミーティングでは夏、しっかり甲子園に出られるように頑張っていこうと話した。(要望は)全くない」ときっぱり。「少なくとも1試合、2試合、3試合とできたはずが、できなくなった。夏に(決勝進出して)6試合できるように、とミーティングでも話した。夏はやる前提でしっかりチーム作りをし、生徒が悔いを残さないように過ごしたい。スポーツで、野球で、日本中を元気にできるようになればいい」と言葉に力を込めた。
 学校は自宅学習期間となっているため、11日まで練習していた野球部もこの日から活動を自粛。各自が、自宅などで体を動かすことになる。今後の予定は未定という。
 「何とか、いい機会に変えなければいけない。自分をしっかり見つめる期間にしてほしい。32校しか味わえない経験を彼らがしてる。これをプラスに変えてほしい」。林監督は、選手の辛い気持ちを理解しつつ、こう願った。

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