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東海大相模に27球連続ストレート 甲子園湧かせた193センチ右腕は指名漏れ…大学でレベルアップ誓う

2020年4月3日 00時55分

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中京学院大中京から中京学院大に進学する赤塚健利投手

中京学院大中京から中京学院大に進学する赤塚健利投手

◇中京学院大 赤塚健利投手

 東海地区大学野球、岐阜学生リーグの中京学院大に、中京学院大中京高(岐阜)から赤塚健利投(18)が入学する。赤塚は最速148キロを誇る193センチの大型右腕。昨夏の甲子園では、27球連続でストレートを投げ込む、豪快な投球で注目を集めた。大学では自慢の直球にさらに磨きを掛け、飛躍を目指す。
 広島・菊池涼、巨人・吉川尚ら逸材を輩出している中京学院大に、スター候補が入学した。赤塚は先月16日から練習に合流し、新たな挑戦に備えている。「高校とは雰囲気が全然違う。高校で学んだことを生かして、頑張る」と意気込んだ。
 一躍注目を集めたのが、背番号18で臨んだ昨夏の甲子園。リリーフで初登板した初戦の北照(南北海道)戦で、27球連続で直球を投げ込んだ。続く3回戦の東海大相模(神奈川)戦でも、27球連続でストレート勝負。多彩な変化球を駆使する投手が増えている高校球界で、その愚直で、強気な投球が話題となった。
 「変化球を投げたのは5球くらい。短いイニングなので、得意な球をバンバン投げた」。指導を受けたアトランタ五輪元代表の森昌彦コーチからは「全部、決め球のつもりで投げろ」とアドバイスされていた。甲子園で直球勝負が脚光を浴びたが、全6試合にリリーフ登板した岐阜大会でも、変化球は1球も投げなかった。甲子園4強進出に貢献した赤塚は「自分の決め球は真っすぐ。相手が直球と分かっていても、押し切るしかなかった。少しは足跡を残せたかな」と胸を張った。
 ドラフトを前にプロ志望届を提出したが、無念の指名漏れ。「実力が足りない」と切り替えて、「エンジョイベースボール」を掲げる中京学院大に進学を決めた。「勝負を、野球を楽しむスローガンがある。気になっていた」。甲子園で見せた豪快な投球が、大学で再現されるかもしれない。
 「大学は木製バットなので、折ることもできる。変化球を磨きながら、どこまで真っすぐ主体でできるか。先発、リリーフ、どこでも投げたい」。直球一本で通用するほど、大学野球は甘くないことは分かっている。それでも、ストレートへのこだわりは、変わらず持ち続けるつもりだ。
 ▼赤塚健利(あかつか・けんと) 2001(平成13)年7月1日生まれ、静岡県磐田市出身の18歳。193センチ、108キロ、右投げ右打ち。中京学院大中京高では、1年秋の東海大会で背番号1で初めてメンバー入り。昨夏は岐阜大会初戦から甲子園準決勝まで全10試合でリリーフ登板した。

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