金満ヤンキース コール&ストラスバーグの最強FA右腕コンビと面談へ
2019年12月3日 15時30分
最も懐が温かいチームが、ついに動く。ヤンキースが、今オフのFA投手市場で双璧のゲリット・コール(29)=前アストロズ=とスティーブン・ストラスバーグ(31)=前ナショナルズ=と面談する。2日の米スポーツサイト、ジ・アスレチックが報じた。
複数の関係者によれば、両投手を顧客に持つボラス代理人の事務所があるカリフォルニア州で、9日から始まるウインターミーティングの前にヤンキースと話し合いの席に着く予定だ。同サイトは「ヤンキースの第一目標はコールだが、問題はコールがカリフォルニア州ニューポートビーチ出身で、エンゼルスのような西海岸の球団が同程度の条件を提示した場合はそちらを優先するか否かだ」と報じた。
大谷を擁するエンゼルスは先発ローテの再編が急務で、コール獲得が最優先事項と伝えられている。
ストラスバーグは、今季球団史上初のワールドシリーズ優勝を果たした古巣ナショナルズが慰留に全力を尽くす一方、出身地サンディエゴに本拠に置くパドレスなども本気で獲得に向かうとされる。
今季コールは20勝5敗、ともにア・リーグトップの防御率2・50、326奪三振をマーク。サイ・ヤング賞投票は僅差の2位だった。ストラスバーグはナ・リーグ最多の18勝(6敗)、防御率3・32。単一ポストシーズンでは史上初となる無傷の5勝を挙げ、2勝をマークしたワールドシリーズはMVPを獲得した。
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