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クラブを背骨に当て姿勢チェック

2021年7月8日 11時52分

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クラブを背骨に沿って当ててみると自分の姿勢をチェックできる3パターンのどれになるかな

 今回はショットを打つ時の姿勢について説明します。大きく3つのパターンに分かれますが、理想の形に近づけるためには、自分の姿勢をチェックすることが大切です。(取材・構成 堤誠人)

基本3つのパターン

 フルショットを打つ時だけではなく、アプローチやパッティングを打つ時は前傾して、ボールに向かってグリップしてから構えます。この時の姿勢には大きく分けて3種類あります。
 まず、クラブを背骨に沿って当ててみてください。そのまま前傾姿勢をとった時、胸の反りが強く、骨盤がかなり前傾している姿勢を「S字姿勢」と呼びます。逆に、胸が縮まって背中が丸くなる姿勢を「C字姿勢」と呼びます。そして、背中にクラブを置いてもきれいに構えられる姿勢を「ニュートラル」と呼びます。
 「S字姿勢」の人は骨盤が前傾しているので背中の筋肉が硬直しやすく、逆側の腹筋は緩くなっています。そのままスイングをしようとしても、腰を反ったままバックスイングしてしまうので、下半身もロックされやすくなります。そして、背中の筋肉を使ってしまうので、結果的に上半身中心のスイングになってしまいます。
 また「C字姿勢」の人は背中が丸くなっているので、どうしてもバックスイングの時に右腕を持ち上げる動作が窮屈になってしまいます。
 一方、ニュートラルな姿勢であればあるほど、バックスイングでクラブを上げていく時にしっかりと体を回すことができますし、インパクトにかけても前傾の角度がキープされやすくなります。ニュートラルの人は、背骨を中心に体を回していくことができれば簡単に上達できると思います。

スイングに大きな影響

 このように、構えた時の姿勢はほんのわずかな時間にもかかわらず、スイングに大きな影響を与えます。皆さんもご自身でクラブを背骨に沿って当ててみて、「自分の骨盤は前傾しているな」とか、「胸のあたりが閉じているな」などと感じてみてください。
 自分が「S字姿勢」「C字姿勢」「ニュートラル」のどの姿勢なのかを知ることが上達のカギになります。ぜひ、自分の姿勢をチェックしてみてください。

【旅ノート】デシャンボーの独創的ゴルフに新たな発見

 この5、6月は「全米プロゴルフ選手権」「全米オープン」の2つのメジャー大会に、松山英樹選手に同行してきました。メジャーチャンピオンとして今大会を迎えた松山選手はマスターズチャンピオンと紹介され、たくさんのギャラリーや他のメジャーチャンピオンと同じペアリングの中、良い空気感で戦っていました。
 私自身も、メジャーの2大会で松山選手と同じペアリングになったブライアン・デシャンボー選手(米国)の独創的なゴルフを間近に見て、ゴルフへの取り組み方の新しい発見がありました。
 また、メジャーチャンピオンになる選手たちのゲーム運び、マネジメントなど全てのことが「目からうろこ」の発見ばかりでした。それぞれの選手のキャディーとの会話、練習中の試行錯誤、それぞれがチームワークを生かし、たくさん相談し合っている姿が印象的でした。
 この経験から、私自身も選手とともに成長できるよう、まだまだ学びを止めず、より一層努力しなければと感じました。

 ▼目澤秀憲(めざわ・ひでのり) 1991(平成3)年2月17日生まれ、東京都出身の30歳。埼玉平成高、日大卒。大学卒業後に米ボストンへ語学留学し、日本人では数人しか持っていないTPIレベル3を取得。コーチとして河本結、有村智恵、永峰咲希らを指導し、河本の米ツアー参戦や永峰の国内メジャー大会制覇などに導く。今年からは松山英樹と専属コーチ契約を結び、米ツアーに同行している。

 取材協力 キングフィールズゴルフクラブ(千葉県市原市新巻377番地)
 (電)0436(36)6111=代表
(毎月第2・4木曜日の紙面に掲載)
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