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まるでマグロ 植物性原料から人工魚介販売へ 菰野のあづまフーズ

2021年7月8日 05時00分 (7月8日 05時00分更新)
あづまフーズが販売を始める植物性原料から作ったマグロなど「魚介類」=菰野町永井で

あづまフーズが販売を始める植物性原料から作ったマグロなど「魚介類」=菰野町永井で

  • あづまフーズが販売を始める植物性原料から作ったマグロなど「魚介類」=菰野町永井で
  • あづまフーズが開発中の大豆などを原料にした「ウナギのかば焼き」=菰野町永井で
 水産資源の減少が社会問題となる中、水産加工品などを生産する菰野町のあづまフーズが、植物性原料から作られた人工の魚介「プラントベースシーフード」のブランドを立ち上げた。二十二日から第一弾としてサーモン、マグロ、イカの販売を始める。ブランド担当の松永瞭太さん(29)は「新しい文化を発信することができれば」と意気込む。(上井啓太郎)
 あづまフーズは一九六六年、乾燥珍味を販売する「あづま商店」として創業した。その後「たこわさ」などヒット商品を作り上げ、海外にも積極的に進出。現在では米国や中国など五カ国に拠点を構える。
 同社が強みとする「魚介臭さを低減させる」技術を応用し、二〇一四年からは豆臭さをなくした大豆製の代替肉の開発も始めた。一六年に販売を始め、完全菜食主義者の「ビーガン」が一定数いる欧米や、宗教上の理由で肉類を避ける東南アジアの一部で売り上げが好調だという。
 マグロやウナギの漁獲制限に関する話題が取りざたされる中、「このまま人口が増えたら魚がいなくなる。限られた資源を守るためにも、人工のシーフードも必要」と二年前、プラントベースシーフード事業への進出を検討し始めた。
 緑の波を意味する...

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