本文へ移動

数百カ所の盛り土緊急点検へ 8月中の完了予定

2021年7月8日 05時00分 (7月8日 11時08分更新)
 静岡県熱海市で起きた大規模土石流を受け、県は七日、県内で熱海市と同様に山間上部の盛り土崩落による被害が出る恐れがある地域を緊急点検する方針を決めた。対象地域は数百カ所になる見込み。市町村と協議しながら七月下旬に対象地域を絞り込む。点検は八月中の完了を予定している。
 熱海市で起きた土石流は、盛り土が崩落して被害を拡大させた可能性が指摘されている。長野県によると、県内には、降雨で土石流が起きる恐れのある土砂災害警戒区域が六千七百カ所あり、このうち、宅地開発などで上流に大規模な盛り土造成地がある百五十カ所を点検対象とした。
 これとは別に、盛り土の流出が起きる恐れのある数百カ所も点検対象に加える方針。県や市町村の職員らで盛り土に裂け目がないかを確認し、盛り土から水がしみ出していたり、排水溝が破損したりしていないか調べる。必要があれば土地の所有者らに安全対策を求める。
 一方、県は七日、JR東海に対して、リニア中央新幹線工事で生じた残土の盛り土計画の安全対策を確認し、徹底するようあらためて要請した。リニア中央新幹線が通る飯田市も安全対策の徹底をJRに求めている。(我那覇圭)

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報

長野の新着

記事一覧