お買い得ダルビッシュのトレード再燃も 米経済紙が可能性報じる
2019年12月28日 13時48分
米経済紙フォーブス(電子版)は27日、ダルビッシュ有投手(33)が「お買い得」であるが故に放出候補となる可能性を報じた。いったんは煙が収まったと思われたトレード話が、また再燃するのだろうか。
あくまでもチームが主砲ブライアントをトレード放出するなど再建モードに突入する場合、との条件付きだが、同紙はダルビッシュが「既に33歳で、来年8月は34歳になる」と指摘し、トレードの駒になると考えるのが合理的だとした。
「特に今オフの先発投手に与えられた契約を考慮すれば妥当だ。というのも、ダルビッシュの残り契約は4年総額8000万ドル(実際は8100万ドル=約88億7000万円)だが、驚くべきことに、彼くらいの実績がある先発投手にとって、この金額は現在の市場価値を下回っている」
さらに、再建モードを徹底するならば「ダルビッシュ、キンタナ、キンブレルは全員を動かす。さらに、大ブーイングを浴びるだろうが、コントレラスとリゾも放出する。すると、残るのは安くて若い好選手ばかりだ」と、独自の論調で報じた。
ダルビッシュはトレードの問い合わせがあったとされる今オフ、6年契約の残り4年分を自ら破棄してFAになれるオプトアウト権を保有していたが、これを行使せずに残留。来季以降は12球団へのトレードを拒否できる「部分的ノートレード条項」が契約に含まれ、本人も移籍を望まないと今月に報じられた。
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