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【AKI猪瀬コラム】V字回復の気配 ホワイトソックス積極補強

2020年1月30日 02時00分

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ファンの集いでアンダーソン遊撃手(左)と話す新加入の左腕カイケル(AP)

ファンの集いでアンダーソン遊撃手(左)と話す新加入の左腕カイケル(AP)

◇AKI猪瀬コラム「MLBへの扉」

 前西武の秋山外野手がFAで加入したレッズが4年総額6400万ドル(70億円)の大型契約でカステラノス外野手を獲得。この契約でFA市場に残っている大物野手は今オフ来日したプイグ外野手ら数人となりました。キャンプインまで、なおサプライズの大型トレードが成立する可能性は残されていますが、各チームの今季戦力がほぼ見えてきました。
 カステラノスを獲得したレ軍は秋山を3年総額2100万ドル(23億円)、ムスタカス内野手を4年総額6400万ドル(70億円)、マイリー投手を2年総額1500万ドル(16億3600万円)で獲得。4選手の年俸総額は1億6400万ドル(179億円)と高額になりました。4選手加入で確実に戦力アップしたレ軍は余剰戦力発生状態なので今後、積極的にトレード交渉を進めていくことが予想されます。昨季75勝87敗だったレ軍は4選手の加入で果たしてどこまで勝ち星を増やすことができるのでしょうか。注目です。
 レ軍のように昨季の勝率5割以下で、素晴らしい補強と称されているのがホワイトソックス。サイ・ヤング賞受賞歴のある左腕カイケル、強打の捕手グランダル、現役屈指の長距離砲エンカーナシオンをFAで獲得。レンジャーズからトレードで強肩強打のマザラ右翼手も獲得しました。
 新戦力に加え、昨季の首位打者・アンダーソン遊撃手、打点王・アブレイユ一塁手、そして、この1月にメジャーデビュー前の選手では史上最高額の6年総額5000万ドル(54億5400万円)で契約した新人・ロベルト中堅手ら従来戦力で攻撃陣はア・リーグ中地区屈指となりました(ちなみにロベルトは、今季ア・リーグ新人王の筆頭候補です)。
 カイケル加入の投手陣の出来次第では、昨季の72勝89敗から勝利5割超えはもちろん、驚異のV字回復で地区優勝もあるかもしれません。
 ホ軍の強みは、マイナーにも数多くの有望新人が在籍していること。今季最大の台風の目となること確実です。地区優勝争いに加わることできれば、今季がホ軍の新たな黄金期の幕開けとなるかもしれません。
  (大リーグ・アナリスト)

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