大島康徳さんの妻・奈保美さん、遺影と法名の一文字を公開「皆様を照らす光になりたい 思いは今も同じ」
2021年7月6日 14時54分
大腸がんのために6月30日に死去したプロ野球の中日で活躍し、日本ハムの監督も務めた野球評論家の大島康徳さんの妻・奈保美さんが6日、大島さんのブログを更新。遺影と法名の一文字の由来を説明した。
「照らす」というタイトルで投稿。大島さんが笑顔で写る遺影を載せ「主人の遺影です」と紹介。遺影をブログに掲載するのが適切か悩んだが「私たち家族は、今 この楽しそうな笑い声が聞こえてくるかのような、この主人の笑顔に救われています。つられて笑っています。ですので 読者の皆様にもこの笑顔をお届けしたくて」と掲載の意図を明かした。
また法名の一文字には、照らすという意味の「照」を入れたと紹介。お坊さんと大島さんの人柄を話していた時、日本ハムの監督に就任した時に作った記念品のペン立てが目に入ったという。
大島さんの「監督は目立たなくていい。俺は、選手一人一人を輝かせてあげられるそういう監督でありたい」という信念を表現し、宇宙をイメージして制作したペン立て。お坊さんに当時の話を伝えると「人を照らす光 それを与えられる人でありたい、ということですね」と返答され、「照」という文字を入れることになったという。
奈保美さんは「後になって気付きましたが 主人は照れ屋でもありましたのでそういう意味でもぴったりです」と補足し「皆様を照らす光になりたい その思いは今も同じだと思います」とつづった。「この主人の笑顔をそういう思いと共に受け止めていただきたく掲載させて頂きました」と意図を改めて説明し、ブログ読者の存在に感謝した。
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