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【石川】県議と金沢市議を捜査 統一地方選巡り公選法違反容疑で県警

2021年7月6日 05時00分 (7月6日 09時59分更新)

 二〇一九年四月の統一地方選を巡り、当選した石川県議と金沢市議の現職二人が、選挙後のあいさつ行為を制限した公選法に違反した疑いがあるとして、石川県警が捜査を始めたことが、捜査関係者への取材で分かった。
 対象は太田臣宣県議(54)=自民、河北郡選挙区=と福田太郎市議(58)=会派自民。公選法一七八条では、選挙後に当選祝賀会や集会を開くことを禁じている。また、自筆による信書を除き、当落の結果を通知する文書を不特定多数に配ることも禁じている。
 複数の関係者によると、太田県議は選挙後の同年六月、内灘町文化会館で、県政報告会を開いた。宴会型の集まりだったとみられ、県警は、これが当選祝賀会を兼ねていたとみている。収支報告書には県政報告会として記載し、飲食代などを支出している。
 会員制交流サイト(SNS)に投稿された当日の写真では、会場のステージに掲げた看板に「当選祝賀会」の文字が確認できる。太田県議は本紙の取材に対し、「県政報告会として開いた。会費を集め、領収書もきちんと提出しているので問題ないと考えている」と答えた。
 福田市議は同年六〜八月ごろ、当選のお礼を書いたはがきを多数の有権者に郵送。その代金を政務活動費から支出した疑いがある。福田市議は取材に「(はがきについては)市選管に確認しており、問題ないと認識している」と話した。
 一方、市民オンブズマン石川も、二人の当選後の行為が公選法に抵触するとして、県警に告発状を提出。県警が六月二十一日付で受理していたことも分かった。

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