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フルスイングの野球人生、本塁打王・通算2204安打 大島康徳さん死去

2021年7月6日 05時00分 (7月6日 05時01分更新)
1982年9月28日の巨人戦。延長十回にサヨナラ安打を放った大島康徳さん=ナゴヤ球場で

1982年9月28日の巨人戦。延長十回にサヨナラ安打を放った大島康徳さん=ナゴヤ球場で

  • 1982年9月28日の巨人戦。延長十回にサヨナラ安打を放った大島康徳さん=ナゴヤ球場で
 体全体で力強く打球をたたく。亡くなった大島康徳さんのトレードマークは豪快なフルスイングだった。「バッターは振らなきゃだめ」が持論。「今の選手はバットコントロールにこだわりすぎ。まずはフルスイングして遠くに飛ばすこと。そこから工夫していけばいい」
 長打力と勝負強さでファンを魅了した。1976年に放った7本の代打本塁打は、今もシーズン代打本塁打の日本記録として残る。83年には36本塁打を放ち、広島・山本浩二と本塁打王のタイトルを分け合い、中日を代表する打者となった。
 今でも語り継がれるシーンがある。82年9月28日の巨人戦。九回表を終えて2−6と絶体絶命の場面で江川卓を攻略し、延長十回に角三男からサヨナラ安打を放ったのが大島さんだった。この一打で勢いに乗った中日は最終戦でリーグ優勝を決めた。
 残した数字が功績を物語る。中日在籍時に放った321本塁打は、宇野勝(334本)に次ぐ球団歴代2位。943打点は立浪和義(1037)、谷沢健一(969)に次ぐ3位。本塁打、打点の両方で球団のトップ3に入るのは大島さん一人しかいない。
 打撃のコツは二つの思い切りのよさだという。配球を読み、ヤマを張った。...

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