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<追う> 猟友会の銃使用明記 大台町のクマ対応指針

2021年7月5日 05時00分 (7月5日 05時00分更新)
民家近くで目撃されたツキノワグマ=大台町提供

民家近くで目撃されたツキノワグマ=大台町提供

  • 民家近くで目撃されたツキノワグマ=大台町提供
  • クマの出没注意を呼び掛ける張り紙=大台町下真手で
  • 大台町が独自に策定したツキノワグマ対応ガイドライン
 ツキノワグマの出没が増える大台町は今春、町内で目撃したり、人身被害が発生したりした場合の対応をまとめたガイドラインを策定し、運用を始めた。県獣害対策課によると、県内の市町が独自に方針を定めるのは初めて。住宅街に出没した場合などの緊急時は、猟友会員の判断による銃の使用についても可能であることを明記。従来の県のマニュアルから一歩踏み込んだ。
 「絶対に近づかないで」「ごみは必ず持ち帰って」。同町下真手のもみじの里公園には、訪れた人にクマの出没への注意を呼びかける張り紙が掲げられている。
 県によると、昨年度、県内におけるツキノワグマの目撃件数は二十五件。そのうち大台町は十一件と最多だった。また、県内で二〇一六年以来となる人身被害も二件発生。宮川の川原で襲われた男女が骨を折るけがなどを負ったり、大杉谷登山道を下山中の女性が足をかまれたりした。
 町はこれまで県のマニュアルに基づいて対応していたが、目撃件数の増加などを受け、大台署や猟友会、県などと連携して独自の方針を打ち出した。十一ページにわたるガイドラインでは、これまで具体的な記述がなかった緊急時の猟友会員による駆除についても触れている。
 ツキ...

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