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松生理乃16歳 大台突破207・48点で優勝 3回転半「少し惜しいなと思える失敗」【フィギュア】

2021年7月4日 22時07分

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女子で優勝した松生理乃のフリー

女子で優勝した松生理乃のフリー

 フィギュアスケートの名古屋市競技会みなとアクルス杯は最終日の4日、同市港区の邦和スポーツランドで行い、女子フリーでショートプログラム(SP)首位の松生理乃(16)=愛知・中京大中京高=が自己ベストの137・78点をマークし、合計でも自己ベストを更新する大台200点超えの207・48点で優勝した。
 松生はフリーで跳ぶと公言していたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑んだ。
 演技の冒頭。体を正面に前方から踏み切った。「着氷したか」と思える間がややあって、転倒した。固唾(かたず)をのんで見守った観客も拍手をしようと両手を上げた直後にため息を漏らした。
 「着氷できなかったのは残念だったけど、練習より少し回転し、少し惜しいなと思える失敗だったので次につながる」。今までにない高くふわっと浮き上がる感覚があったという。
 採点は回転不足と転倒による3・20点の減点。しかし、昨年に飛躍した能力は健在。持ち前の伸びやかな滑りと安定感のあるジャンプンで他の要素では加点した。
 フリーの曲は「月光」。同じ名古屋市出身で2018年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(23)=トヨタ自動車、中京大=が18―19年シーズンに使った曲でもある。
 「曲を聴いた瞬間に昌磨君の顔が浮かんだ。滑るのは緊張するし、滑っていいのかなと思うけど、恥ずかしくないように見合った滑りができるようになりたい」
 衣装は昨年のかれんなデザインとは異なり、寒色系の落ち着いた色でまとめる。「去年は笑顔で柔らかく軽やかな滑りを意識したけど、今年は今まで経験のない一つ一つの動き、ひと押しを重く滑らないといけない」。未知の領域への挑戦欲が16歳の成長をひと押しする。

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