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<福井掘れ惚れ> 小浜の工場がケール栽培 

2021年7月5日 05時00分 (7月5日 05時00分更新)
栽培棚で生産するケール=小浜市飯盛の「ベジグー小浜植物工場」で

栽培棚で生産するケール=小浜市飯盛の「ベジグー小浜植物工場」で

  • 栽培棚で生産するケール=小浜市飯盛の「ベジグー小浜植物工場」で
  • 嶺南の飲食店などで広がりを見せている「ケール」(左)と、ケールを使ったマフィン=小浜市小浜清滝の「キトカフェ」で
 小浜市を中心とする嶺南地域の飲食店やスーパーなどで、栄養価が高い緑黄色野菜「ケール」の取り扱いが増えている。生産をしているのは同市飯盛の「ベジグー小浜植物工場」。青汁の原料に使われ、苦い印象を持たれがちな野菜だが、先進の栽培法で苦味を抑え、食べやすさにこだわった。生でもおいしく料理やスイーツにも合う。工場の担当者は、さらなる活用や販売促進に力を入れる。

■苦味を抑えた栽培法

 鮮やかで濃い緑色の葉が特徴のケールは、キャベツと同様のアブラナ科の野菜。ビタミンやミネラル、カルシウムなど栄養が豊富で「スーパーフード」といわれる。
 導入した栽培法は、成長前に茎ごと採る「株採り」。早めに収穫することで苦味を抑えられ、食べやすいケールが出来上がる。野菜品種を開発する「増田採種場」(静岡県)の特許の方式を活用した。従来は茎が大きく成長した後、根に近い葉のみを収穫する「葉かき」が一般的だった。
 工場は建物二階分の高さの栽培棚が広がっている。発光ダイオード(LED)の照明を使った人工光型の工場で水耕栽培しており、一日約四千株を生産。天候に左右されず無農薬で年間通して作れる。
 工場は京都府京丹後市で多角事業...

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