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<すいスイっと> (19)@名港水族館 ノコギリザメ 獲物を狙うアンテナ

2021年7月5日 05時00分 (7月5日 09時17分更新)
 平らで細長い「ノコギリ」には、いくつも役割がある。まずはもちろん武器として。獲物を見つけると左右に激しく振って、両側にある鋭いとげを突き刺して捕まえるんだ。海の底まで引きずり込んで、パクっとのみ込むよ。
 実は獲物を探すセンサーでもある。生き物が発する微弱な電波を感じ取るんだ。深い海にすんでいて、獲物にあえる機会が少ない分、確実に仕留められるようにしてるんだね。
 アンテナみたいに見えるって? 確かに、海底でほぼ一日動かないことも多いけれど、ノコギリを垂直近くまで立ち上げている時もあるんだ。
 (写真・田中利弥、文・角雄記)

 ノコギリザメ ノコギリザメ目ノコギリザメ科。北西太平洋に広く分布し、水深800メートルまでの大陸棚などの海底に生息する。大きいものは体長1メートル以上に成長する。ノコギリは吻(ふん)と呼ばれる口先の部位が発達したもの。


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