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「運転再開、大阪地裁判決を軽視」 大飯原発前で市民団体が抗議活動

2021年7月4日 05時00分 (7月4日 14時51分更新)
大飯原発前でシュプレヒコールを上げる市民ら=おおい町大島で

大飯原発前でシュプレヒコールを上げる市民ら=おおい町大島で

 関西電力大飯原発3号機(おおい町)の運転再開に合わせ、市民団体「老朽原発うごかすな!実行委員会」は三日、同原発前などで抗議活動を行い、関電に運転再開の断念などを求める申し入れをした。
 賛同する県内外の市民ら約六十人が参加。同町大島の「町はまかぜ交流センターしーまいる」から、のぼり旗などを掲げてデモ行進し、同原発前では「大飯3号機を動かすな」などとシュプレヒコールを上げた。
 申し入れ書は、蒸気発生器周辺の配管に傷が見つかったことや設置許可取り消し判決、使用済み核燃料の問題などを理由に、全原発の即時停止と廃炉を求める内容。原発ゲート前で関電担当者に手渡した。
 委員会の木原壮林代表(77)=京都市=は「配管の損傷は、他の箇所でもありうる」と指摘し、大阪地裁が設置許可取り消し判決を出した裁判の原告でもある石地優さん(68)=若狭町=は「運転再開は地裁判決を軽視している」と憤った。 (高野正憲)

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