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3敗目喫したダルビッシュ、抜け球は少なく粘投だった 守備の乱れや悪天候も引きずらず次戦に臨んでほしい〈今中慎二評論〉

2021年7月4日 12時17分

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フィリーズ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(AP)

フィリーズ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(AP)

◇3日(日本時間4日) MLB パドレス-フィリーズ(フィラデルフィア)
 ダルビッシュが6イニング4失点で3敗目を喫した。2回の2本の本塁打はストレートが真ん中寄りに甘く入ったもの。6回のハーパーの右犠飛もスライダーが真ん中寄りの高めだった。2死二塁でのホスキンスの左翼への適時二塁打は、一塁を埋めずに勝負すると決めての結果で仕方ない。
 その6回はハーパーの前のリアルミュートの右翼フェンス直撃三塁打は、打球処理がきちんとできていれば二塁打にとどまっていた。ホスキンスの2球目の一塁ファウルフライを一塁手が見失うという不運さもあった。
 最近、カットボールやスライダーの抜け球が多く気になっていたのだが、この日はそれほど多くなく、全体に見れば頑張っていた。球が抜けるのは投げる時に左肩の開きや突っ込むのがやや早かったりするのだが、この日は3回あたりから修正できていた。それがいつ投げても大崩れせずに試合をつくれることにつながっているし、良くなる余地があると思う。
 あえて言うならこの日はスプリットなど縦の変化球をほとんど投げなかったので、状態がいいのか悪いのか判断が難しいところはあった。また、雨で試合開始が2時間遅れ、4回の登板中にも45分の中断。特に登板中の中断は気持ちや体の面でこたえる。再開直後や5回は難なく抑えていたが、6回は少なからず影響はあったと思う。こういう時もあるのだと、引きずることなく次の登板に臨んでほしい。(本紙評論家、NHKBS1で解説)

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