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部活チーム 底上げお任せ 希望中学巡回、アカデミー始動

2021年7月4日 05時00分 (7月4日 11時28分更新)
生徒にパス回しの手本を見せる木戸口肇さん(左)=小松市丸内中で

生徒にパス回しの手本を見せる木戸口肇さん(左)=小松市丸内中で

◇小松市立高サッカー部OB会

 小松市立高校サッカー部のOB会が、土日に地元中学校の部活でサッカーを教える教室「Believe Academy(ビリーブアカデミー)」を始めた。クラブチームに比べて練習時間の少ない部活動に所属する生徒の技術力向上を後押しする。教室初回の三日は、小松市丸内中学校で生徒と練習した。 (井上京佳)
 アカデミーは、OB会副会長の新井邦鷹さんをアカデミーダイレクター(責任者)とし、高校のサッカー部で顧問をするOBや大学生ら九人のスタッフで構成。小松、能美両市の中学校で部活動の休養日となっている土日いずれかに学校を訪れ、希望する生徒らのサッカー指導に当たる。
 アカデミーの発足は、チーフコーチを務める木戸口肇さん(31)が、「土日にもっと練習がしたかった」「クラブチームの子と技術の差が広がってしまう」などと部活動に対する中学生の不安や焦りの声を聞いたのがきっかけ。OB会の社会貢献活動として、昨年十二月から準備を進めてきた。
 教室開催を希望した両市の五校を巡回する。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着けば、交流を目的に複数の学校が参加しての合同練習も開く予定。
 初回となった丸内中では、一〜三年の二十四人が参加。スタッフ四人が基本のパス練習や四対四のゲームなどを通して、相手をよく見て動く大切さを指導した。
 練習を終え、キャプテンの二年福田一太朗さん(13)は「楽しかった。自分が動いてボールを安定させるのを普段の練習でもやっていきたい」と話した。木戸口さんは「学生時代にサッカーから学んだことを、未来ある中学生に還元したい。一人でも多くの生徒の意欲を引き出せれば」と力を込めた。

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