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藤井聡太棋聖18歳11カ月で史上最年少九段と最年少タイトル防衛達成 超難解な頂上決戦制す「光栄なこと」

2021年7月3日 20時30分

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藤井聡太棋聖(左)と渡辺明三冠の棋聖戦第3局(代表撮影)

藤井聡太棋聖(左)と渡辺明三冠の棋聖戦第3局(代表撮影)

  • 藤井聡太棋聖(左)と渡辺明三冠の棋聖戦第3局(代表撮影)
  • 藤井聡太棋聖の午前のおやつ、水神餅とアイスコーヒー(代表撮影)
  • 藤井聡太棋聖の昼食は「富士山キーマカリー」(代表撮影)
 藤井聡太棋聖は18歳11カ月で史上最年少九段と最年少タイトル防衛の記録を達成した。従来の記録は最年少九段が渡辺明名人(37)の21歳7カ月、最年少防衛が屋敷伸之九段(49)の19歳と7日だった。渡辺名人は登場回数39回を誇るタイトル戦で初のストレート負けを喫した。
 対局後のインタビューで藤井棋聖は、最年少防衛の感想を聞かれ「防衛戦ということは意識していなかったがよかった」とほっとした表情。最年少九段については「九段というのは最高位なので光栄なこと」と喜びを語った。一方、渡辺名人は初のストレート負けについて「フルセットであろうが負けたら一緒。スコアに意味はない」と答えた。
 盤上は先手・渡辺名人が最新形の急戦矢倉から渾身(こんしん)の研究手を放つと、藤井棋聖も昼食休憩を挟んで意表を突く応手で対抗。互いに大局観が問われる超難解な局面となったが、それでも頂上決戦にふさわしく、均衡の取れた戦いが続いた。最後は壮絶なねじり合いとなるなか、藤井棋聖に寄せの鮮やかな手が飛び出して勝負が決した。
 両者とも持ち時間の4時間は使い切って1分将棋。終局は午後7時14分だった。これで渡辺名人との対戦成績は8勝1敗となった。「お~いお茶杯第62期王位戦」(中日新聞社主催・伊藤園特別協賛)七番勝負第1局で豊島将之竜王(31)=叡王=に完敗してから3日後の対局だっただけに、藤井棋聖にとっては再び流れを呼び込む値千金の勝利となった。

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