古巣Rソックス擁護のオルティス氏に非難の嵐 サイン盗み「みんなやってる」に
2020年4月25日 17時24分
古巣擁護が波紋を広げている。通算541本塁打のデービッド・オルティス元指名打者(44)は24日、レッドソックスが2018年のサイン盗みで処罰されたことに「リーグのみんながやっている。正直なところ、ボストンへの処分は公平じゃない。あれは“ズル”とは言わない」と語り、これに批判が相次いだ。
米スポーツサイトの12UPは「野球ファンへの侮辱で、問題解決の助けにならない。このチームは軽い罪で逃げおおせた。『みんながやっている』と言うが、カギはRソックスが禁止された電子機器を用いてサイン盗みしたことだ」と伝えた。
米ヤフースポーツも「ファンはRソックスが『手首をはたかれただけだ』と思っているが、オルティスは違うようだ。古巣をかばうのは驚くにあたらないが、ボストンの行為が普通だという主張は人々に疑念を抱かせるだろう」と報じた。
大リーグは22日、18年のRソックスがビデオ映像室でサインを解析し、二塁走者など一部の選手に伝えていたとして、20年ドラフト2巡目指名権をはく奪。映像担当者は今季の職務停止などを科された。米スポーツサイトのトレードルーモアズは「Rソックスへの処分の軽重」についてサイト閲覧者投票を実施。24日時点で約9800票が投じられ、処分が「軽すぎた」は約72%の得票率に対し、「重すぎた」は約9%にとどまっている。
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