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豊橋中央の星野真生 豪快弾で最後の夏始動「勝利に貢献する姿評価して」プロ3球団が視察【高校野球愛知大会】

2021年7月4日 06時00分

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4回に勝ち越し3ランを放った豊橋中央の星野

4回に勝ち越し3ランを放った豊橋中央の星野

◇3日 第103回全国高校野球選手権愛知大会(愛知・一宮市営球場ほか)
 2年ぶりに開幕し、開会式と1回戦が行われた。昨秋県8強の豊橋中央は、プロ注目の星野真生内野手(3年)の勝ち越し3点本塁打などで愛西工科に9―1で8回コールド勝利。大府は豊明を5回コールドで下した。また、降雨の影響で、豊橋市民球場で予定されていた3試合を含む一部カードが順延となった。
   ◇   ◇
 プロ注目の遊撃手が、豪快な一発で夏初戦を飾った。0―1で迎えた4回。豊橋中央はチーム初安打をきっかけに打線がつながった。同点に追い付き、なお2死二、三塁の好機で、星野が愛西工科・仲の直球を捉えた。左翼フェンスを越える高校通算24号の勝ち越し3ラン。主砲の豪快な一発が一挙5点のビッグイニングを演出した。
 「バットの先っぽだったので、(届くか)怪しかったけど、得点が入ってよかった」と星野。2回に先制を許し、打線は3回まで無安打。漂いつつあった嫌なムードを「1番・遊撃」の主将の一撃で振り払い、初戦コールド発進に導いた。
 持ち味の攻撃的な姿勢を貫いた。1回表の第1打席。星野は迷うことなく、初球からスイングした。「初球から打っていくことでチームが乗る。いつも、そういう心構えで臨んでいる」。結果は捕邪飛。だが、最後の夏の初戦、初打席の初球から振る積極性は光った。
 敵失で出塁した6回は50メートル6秒2の俊足を生かして二盗に成功。8回は中前打を放ち、その後にホームインした際に送球が顔面を直撃するアクシデントもあったが、試合後は元気な姿を見せた。
 「ノーシードだけど、どんな相手でも『中央』を背負って勝っていきたい」。2017年夏の4強など、近年県上位に食い込む強豪。その看板を自信と責任に変える。
 走攻守そろった右打ちの遊撃手を、3球団のスカウトが視察した。日本ハム・熊崎スカウトは「センスがあって、伸びしろもある。もっと注目されていい」と高評価し、DeNA・中川スカウトも「昨年から守備の面で大きく成長している。スイングもいいし、楽しみな選手」とうなずいた。
 「アピールの気持ちはあるけど、まずはチームの勝利。勝利に貢献する姿を評価してほしい」。甲子園とプロ。2つの夢の実現を目指す夏が始まった。
   ◇   ◇
 ▽広島・松本スカウト(豊橋中央・星野について)「3拍子そろったいい選手。スローイングもいいし、盗塁できる足もある。右打ちだし、プロ志望なら候補に入ってくる」
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 ▼星野真生(ほしの・まお) 2003(平成15)年12月1日生まれ、愛知県西尾市出身の17歳。176センチ、76キロ、右投げ右打ち。小学1年から吉良ジュニアクラブで野球を始め、中学時代は三州ボーイズでプレー。豊橋中央高では1年夏に背番号3、1年秋から背番号6。50メートル6秒2、遠投110メートル。

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